金華山登山 (2003.2.2)

     更新 2003.2.4  地図
金華山登山経路。めい想の小径を登り、七曲登山道で下りる
先週の京都北山雪遊びがあまりにデンジャラスだったし、
今週はまた雪が積もったので遠出する気が起きなかった。

しかしどこへも出ていかないとストレスも溜まるので
超近場でデンジャラス気分を味わおうと、
いつもハイキングする金華山へ登った。

子供のころから何回となく登っている金華山。
でも自転車は中腹までしか持っていったことはない。
今日こそ積年の思いを果たしてやる。
ついでに「担ぎ方教室」用の写真も撮ろう(^^ゞ


良い子の皆さんは決して真似をしないように(^^;








・・・・・



金華山には何本も登山道がある。
代表的なものの中で一番険しいのが、山頂電波塔と岐阜城の間に達する「馬の背登山道」。次に険しいのは岐阜城直下に達する「めい想の小径」とロープウェイ山上駅に達する「百曲登山道」。また正面玄関とでもいうような緩やかな道が「七曲登山道」。ほかにも山の東側から登る登山道もある。

家を出て長良橋を越え、金華山の麓の岐阜公園まで来る。いつもはここに自転車を置いて、登り出すのだが、今日は違う。写真奥へ自転車も同行し、山道へ突入するのだ。
         麓の岐阜公園


ターゲットは「めい想の小径」。景色が良く、前半は緩くて、ダンダン急になる道筋である。

誰が「めい想の小径」なんて付けたかわからないが、その名に恥じぬよう道中、偉人の言葉が掲げてある。
「それでも地球は回っている ガリレオ」
なんてね。
   これなら「めい想の小径」と言ってもいいよね


途中で「馬の背登山道」と分岐する。こちらは老人・幼児は絶対無理との案内板が出ている。そうだろうなあ。私の小学校時分でも2・3回しか登った覚えないもの・・・

分岐してしばらくは同じ様な道が続く。「担ぎ方教室」用に写真を撮る。
うっ!表情が硬かったかな???
       馬の背との分岐



こちらは山の北側なので先日の雪が多く残っている。進むにつれて、ハイカーに踏まれてツルツルになった所が出てくる。本日の専属カメラマン、私よりもチープな運動靴を履いてきたのか「滑る滑る」とびびりまくっている。
            専属カメラマン


だんだん岩場も増えてきて、担ぎの頻度も高まってくる。しかしこんな傾斜、熊野古道に較べたら屁みたいなもの。

それより今日は凍結路面が恐い。
              担ぐ



ところどころに川北(長良川の)が展望できる場所が出てくる。岩場にこしらえられた展望台で休憩してるとヤマガラが何羽も代わる代わる飛んできた。

ヤマガラというのは縁日などで鳥かごからミニチュアのお社まで参詣し、おみくじを引いてくる野鳥のことだ。誰か餌付けでもしているのだろうか?写真を撮るには撮ったが、ピンぼけだった(ー_ー)
              展望台          ヤマガラ



                  岐阜城直下               北西部の風景
ただでさえ自転車を持っているので時間がかかるうえに写真を撮り撮りしながら登っているのでハイカーにはことごとく抜かれた。そしてすれ違う人はみな自転車を見て「ひょえー!」と驚いている。もっともこちらはその反応が面白いわけだが・・・

岐阜城直下あたりに来たとき、ウチトコの娘くらいのおネエちゃんたちが「きゃあきゃあ」言いながら登ってきた。自分たちの軽装をよそに「気を付けてくださいね」と抜いていった(^^;) しかし、おネエちゃんたち、この後、下りていくまで先になり、後になりして同行することになった。



川北方向

ようやくお城へ到着。上がった場所にあるベンチで例のおネエちゃんたちと合い向かいで坐る。おばちゃんハイカーがおネエちゃんたちに「めい想の小径」の様子を聞いている。「すっごいですよぉ!」聞いていても、そのキャピキャピぶりが面白い。

こんな日でもお城には大勢の観光客がいる。ここまで来たのだからアリバイ写真を撮らなければ・・・観光客に邪魔されぬようアチコチ探すと、少し下りたところにいいところがあったのでお城とツーショットv(^^)
しかし専属カメラマンには拒否された(--;)
       岐阜城なのだ v(^^) ぐわっし!



さあて、下りである。実はくだんのおネエちゃんたちよりは先に行きたかった。何故なら歩くの遅いだも〜ん。でもこちらが写真を撮っていると、やっぱり抜かれてしまった(ー_ー)

金華山ロープウェイの山上駅まで下りてきたところが、七曲と百曲登山道との分岐点である。子供たちが小さい頃に遊んだリス村も健在で、喜ばしい限りだ。
              分岐点


七曲登山道の上半分は、ほぼ真っ直ぐ下っていく。金華山ドライブウェイがある水道山まで尾根づたいに下っていくのだ。

緩いとはいえ、階段の連続だし、ハイカーも結構いるので乗るに乗れない。先ほど抜かれたおネエちゃんたちを再び抜く。

おネエちゃん曰く「気を付けてくださいよぉ!」大きなお世話だ。自分たちこそ踵を踏みつぶした靴で転けるなよな。そのうち乗れる所に来たらおじさんの実力見せつけちゃるから・・・(煩悩)
            七曲登山道


などとアホなことを考えているうちに水道山との境に来た。左に行くとドライブウェイ。右に行くと七曲登山道で岐阜公園に戻る道だ。
            水道山との境


分岐から少し下りるとヒャッホーのダブルトラック。早速専属カメラマンに写して貰ったが、手ぶれさせてやんの(ー_ー) そんなん気がつけへんから画像はこれだけ。後はデンジャラスなとこもない。この辺ならランドナーでも行けるので後はコメントもなしね。

最後に、くれぐれも良い子の皆さんは真似をしないように(^^;
    ヒャッホーのダブルトラック




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