角間峠(かくまとうげ) 1800m (2016.5.21) 地図 2.5万図

群馬県嬬恋村(つまごいむら)鹿沢温泉(かざわおんせん)−長野県上田市真田町角間温泉(かくまおんせん)
群馬県嬬恋村の鹿沢温泉と上田市真田町の角間温泉の間にある峠。学生時代から行きたいと思っていた。
角間温泉側は廃に近いそうだし、標高差からも群馬県側からアクセス。百番観音で有名な地蔵峠(湯の丸高峰林道)を群馬県側に下り、百番観音がある鹿沢温泉手前(九拾九番観音がある)から峠道に入る。
鹿沢温泉手前の分岐から峠道へ



鹿沢温泉・紅葉館の横にある百番観音は満願だけに千手観音、大きくて立派である。対して分岐にある九拾九番観音も千手観音と立札があった。

また分岐下には「雪山讃歌」の歌碑と解説があった。戦前に京大山岳部がアメリカ民謡「いとしのクレメンタイン」に作詞して山岳部の歌としたのが始まりなのだそうだ。

鹿沢温泉の百番観音 九拾九番観音
 雪山讃歌の歌碑 雪山讃歌のおこり



分岐から急傾斜の車道を登る。青年宿舎のような建物を過ぎると、すぐにダブルトラックのダートとなった。「クマ出没注意」の看板が律義に設置してある。乗車するには急に過ぎるダート道なので押し一徹になる。

急傾斜の車道 すぐにダート
クマ出没注意の看板 押し一徹



ハアハアしても、まだ麓の方が近い(*´Д`) 近々植樹祭が行われるらしく、あと500mなる看板が出ている。周りは白樺林という感じだ。少し開けてきたと思ったら簡易トイレの分岐があった。

麓の方が近い すぐにダート
白樺林 簡易トイレの分岐



簡易トイレポイントを過ぎると、ダブルトラックが終わり、熊笹の中の山道に変わった。山道を登っていくと、交差点のように道標が並んだポイントに来た。いまだに半分も来ていない。どうなっているんだ?さらに熊笹の道を辿る。距離はあっても傾斜はゆるやか。たまに乗車もできる。左には地蔵峠方向の湯ノ丸山が見える。

ダブルトラックが終わり 熊笹の山道
道標ポイント 湯ノ丸山
   
 熊笹の道を行く  


ということで思惑よりも早く峠の広場に出た。

まずは休憩用の東屋。そして地図付きの案内板。奥には「この先登山道崩壊により温泉まで通行できません」との看板とチェーンが張ってある。右は角間山、左は湯ノ丸山への道である。

峠の広場
地図付きの案内板


そんなわけで、また山道を引き返して鹿沢温泉へ戻った。



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