牡蠣づくし・志摩ツーリング

    (2007.2.24/25)   更新 2007.2.28 
神島と伊良湖岬
akutaさんのホームページが20万ヒットした記念として志摩半島で1泊ツーリングが企画された。

伊勢志摩といえば伊勢神宮に伊勢エビ。でも的矢湾の牡蠣も有名だ。2月24日という日程は浦村で牡蠣の国まつりが行われるからである。そしてお泊まりする旅館も牡蠣づくしの料理ということで、牡蠣好きの私としては行くっきゃない企画であった。

1日目の集合写真

コース地図(akutaさん作成)


コース    
1日目
JR鳥羽駅→鳥羽旧市街→今浦→浦村(昼食)→石鏡→国崎→相差→的矢→民宿旅館丸定(泊)
2日目
民宿旅館丸定→パールロード→鵜方→横山展望台→山原→南伊勢町→剣峠→内宮→近鉄宇治山田駅解散

本編1日目
ゴゴゴー、風が吹いている。ゴゴゴー♪
なんて唱う余裕もないくらい1日目は風が強かった。
車を置いた旧二見町役場から大黒屋さんと集合地の鳥羽駅までひた走る。

途中二見浦の夫婦岩を見物。東映のオープニングのような波が岩といわず、護岸といわず叩き付けてくる。おかげで見に行く前に「バシャー」水しぶきの洗礼を受けてしまった。まったく水もしたたる何とかだわ(~_~)

道理で向こうから来る観光客がタイミングを計りながら歩いてるはずだ。これじゃ波にさらわれないよう歩いたという親不知みたいやなあ(>_<)
夫婦岩



鳥羽駅
集合地である鳥羽駅まで走ると、お約束の9時半ピッタリ。でも誰もいない。おっかしいなあ?アチコチうろうろしてもわかんない。

cancanさんに携帯連絡して判明。集合は跨線橋を渡った反対側とのこと。我々が着いたのは近鉄鳥羽駅で東側。集合はJR鳥羽駅で西側。こんなんは胃袋破壊ツァー第1弾の草津駅以来じゃわい(~_~)

で、駅構内の跨線橋を渡るといたいた。みんな輪行組立中だった。幹事akutaさんの要請が効いたのか全員ガード付き自転車ばかりである。
集合はJR鳥羽駅



遅れて到着のm-kojimaさん、一度お宿に車を置いてからここまで走ってきたとのこと。肋骨骨折療養中とは思えない元気さだ。しかし、花粉症のマスク姿は風邪療養中の私と並んでも甲乙付けがたい怪しさである。スタート前のコース説明などされたあと出発。
怪しい病人コンビ♪ スタート前ミーティング



鳥羽市街
まずは鳥羽市街の散策。御木本幸吉生誕地がある。真珠王とか鳥羽出身とかは知っていたが、生家が「うどん屋」とは知らなかった。
御木本幸吉生誕地



次にその近所にある岩田準一と乱歩・夢二館。この家に居た岩田準一と親交があった江戸川乱歩と竹久夢二の作品を集めた文学館だった。夢二館は金沢でもお目にかかったので不思議な感じであった。
岩田準一と乱歩・夢二館 夢二作品



鳥羽市街から離れ、海岸線を走る。いつまでも続くアップダウンは私の最も苦手とする所だ。皆さんがいてるから頑張れるけどね(^^ゞ
海岸線を走る



浦村牡蠣の国まつり
そしてお待ちかねの浦村牡蠣の国まつり会場に到着。観光バスで乗り付けた観光客などで溢れかえり、無料のカキ汁や有料カキフライ、牡蠣詰め放題など色んなイベントがあったが、どこも長蛇の列である(~_~) それでも並ぶとけっこう回転は早く、カキ汁なんか何杯もお代わりしにいけたほどで楽しめた。
牡蠣めし 牡蠣つかみ
無料のカキ汁 牡蠣祭り会場



石鏡(いしか)
本日のハイライト・牡蠣の国まつり会場を後にし、また海岸線をひた走る。展望が開ける石鏡にはホテルが林立している。それもそのはず、ここから三島由紀夫の「潮騒」の舞台・神島、そして渥美半島の伊良湖岬が見えるのだ。
石鏡のホテル群 石鏡からの展望



国崎
さらに走る。国崎まで来ると、道の角っこに廃ホテルがあった。観光旅館よろい崎ホテルである。

いつ廃館になったのかわからないが、玄関には大量の廃棄物が放置プレイしてある。積んであるものをふと見ると写真アルバムがある。中味は日本全国の神社仏閣の素晴らしい写真ばかりが凄い数であった。

でも建物が不気味なだけにハイなものばかり触ってて祟りがあるといけないから早々に退散する。
国崎のよろい崎ホテル



廃ホテル前から坂を下り、海岸線まで来たところで、そろそろ集合写真を撮ろうと砂浜へ下りることになった。波打ち際は絵になるが、今日は風が強くて、でかい波が来る・・・・・・あわてて逃げる(^^;) まさに強風波浪注意報である。
波打ち際は絵になるが・・・ 波から逃げる(>_<)
格好ええけど・・・ 波から逃げる(>_<)
まさに強風波浪注意報! あ・怪しい(ー_ー)



サンザン波と戯れてから、集合写真を撮った。



相差
相差で少し休憩。
今回のツーリングに京都からご参加のUさん、坂になると変速不良が目立つ。原因を追求するとチェーンが長すぎてチェンジにもたつくとのこと。衆議?一決。チェーンを短くすることに・・・

えっ?チェーン切り?私の携帯工具に付いてますがなv(^^) ペダルといい、クランクブラザーズ好きだな。もっとも携帯工具だけに操作性はイマイチですがね。

チェーンを切るまでは私が担当。4駒ほど詰めてつなぐ方を言い出しっぺのtatumiさんが担当。なんとか元に戻し症状も軽減。でもまだ問題が・・・そちらは明朝また(^^;)
Uさんのランドナー・ユーラシア、チェーンを短くする作業中



渡鹿野島(わたかのじま)
的矢まで来ると、的矢湾の中に島がある。渡鹿野島である。
表と裏の顔があるとか何かと話題になっているので興味のある人は調べてほしい(^^;) しかしここでは県道がこの渡し船の航路を通っているということがcancanさんのレクチャーねたになっていた。その講釈の真っ最中に島から渡し船が来た。我々の背後にある待合い小屋からお客が舟に乗り、また島まで行くのであった。お客が少なければ自転車も乗せてくれるとかくれないとか・・・
島から渡し船が来た
到着 行っちゃった


的矢(まとや)
そして、着いたよ、的矢の丸定さん。牡蠣のフルコースが待ってるよ(^^;)
その前に今日だけ走られたcancanさん、UGの兄さん、oookaさんとはお別れ。彼らは鳥羽まで戻って輪行するという。気をつけてね。


カキのフルコースへ続く


ホームページ | TOURING REPORTたべあるき