キャンピングカー・トラブル記録

インバーター交換  2008.6.30 更新 


インバーターとは変圧器のことで、12V電源から100Vを作り出す装置である。100Vの家庭用電化製品を自動車内で使うためにキャンピングカー必須?装備である。


当初のもの マルハマ ADA-700
納車当初オーダーし忘れていたので、名古屋のカリフォルニアドリームで700Wのものを後付けしてもらった。室内でドライヤーを使ったり、電気炊飯器が使えることを想定してアウトプット700Wにしたが、実際にはビデオカメラ・デジカメ・シェーバー・携帯電話などのバッテリー充電やノートパソコンを駆動するのに使っていただけなので、結果的にヘビーデューティであった。
マルハマ ADA-700 座席の下にセットしていた


1度目の昇天(1998年?)
インバーターは電源をオンしてから、コンセントにつないだ電化製品の電源を入れる手順でないといけないのだが、充電器などはコンセントにつないだ瞬間に電源が入る。そのためビデオの充電器をつないだときのこと。横着をして後からインバーターの電源を入れたところ「ブーン」と一声鳴いて動かなくなってしまった。仕方ないのでメーカーに修理に出して直し、引き続き使ってきた。


2度目の昇天(2008年5月)
強制休暇で東北へ行ったときのこと。携帯の充電なら大したことはないだろうと一度禁じ手を試してみた。とりあえず何事もなく動いた。そこで休暇後半に再トライしたら見事に昇天してしまった。携帯やデジカメ・パソコン・ハンディGPSなどの充電ができないので休暇の継続にも黄信号が灯った。それに加えて車輪の不調である。そこで休暇の残り2日を放棄して家に帰ることにした(>_<) 

その後のことは車輪脱落危機一髪に詳しくレポートしてある。いろいろ含めて高くついてしまった(ToT)


自力更正(2008年6月)
では使えなくなったインバーターをどうしよう?インバーターなしでは今回のようにJAFや自宅に連絡する手段にも事欠くことになるので絶対必要である。しかし使うのは充電器具だけなのでもっと低性能で安いインバーターでかまわない。

そこでネット検索をかけてみると、出力200wのものが3500円と修理代より安く手に入った。そこで金物屋さんで2個30円の穴あきの鉄板を買ってきて、インバーターに合わせて曲げて据え付け金具代わりにすることにした。金具を床に付けるのは難しそうなので、蒲鉾板を貼って、それに木ねじをねじ込んで固定することにした。
新インバーター 2個30円の穴あき鉄板
蒲鉾板を貼った(奥にサブバッテリーからの配線がのぞいている)


試行錯誤1
接着した蒲鉾板が乾くのを待って予定どおり据え付けを始めた。少し曲がりながらも固定終了。サブバッテリーからの配線をつないだ。感動の電源オン!
固定終了 結線完了


試行錯誤2
「ピーッ」
嫌な警告音を発して、いったん付いた電源ランプが消えた。予測どおり100W電気は出ていない(--;) でも音が出るということはサブバッテリーから電気が来てることは間違いない。では、何があかんのか?取説を熟読してみると、結線はインバーター側を先につなげと書いてある。そこで添付のケーブルをインバーターにつないだ後、オリジナルケーブルと添付ケーブルとをつないでみた。

「ピーッ」
またもやイエローカードだった。そこで添付ケーブルをシガレット用の添付ケーブルとつないだところ見事に起動した。ということは、結線の順番に違いない。そこで前回とは逆にプラスケーブル同士を先に、マイナスケーブル同士を後でつないでみたところ
、うまく動くようになったv(^^) めでたし、めでたし。
作業終了(前のと大きさの違いに注目)

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