今藤峠(いまふじとうげ) 160m (2012.5.22) 地図 2.5万図
鹿児島県南さつま市坊津町久志(ぼうのつちょうくし)−南さつま市大浦町
南さつま市坊津町久志と大浦町の間にある国道226号線の峠である。 坊津は火山の火口やカルデラが湾になったため古代より天然の良港として有名である。 |
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南さつま市坊津町久志 |
しかし道路は山がちのアップダウンであるため、国道といってもどこを走っているか定かではない。時々見える海は船泊りには良さげに見える。
今岳バス停 | 国道標識 |
坊津 |
峠全景 | 昔の道らしき痕跡 |
今藤峠(大浦町側) | 今藤峠(坊津町久志側) |
峠の大浦町側に旧峠へ登る分岐があった |
旧道を登るとすぐに林道への分岐があった。林道赤ノ間線(閼伽ノ間)である。そして直進すると旧峠である。旧峠のくせに左側にガードレールがあった???
林道への分岐 | 林道赤ノ間線 |
旧峠へ | 謎のガードレール |
舗装はしてあるものの植生が勝ってしまい、草木がボウボウに繁茂している。道の左側には相変わらず新し目のガードレールがある。たぶん新峠の切り通しを掘った際、過渡的にガードレールを付加したものであろう。
峠の端まで来ると坊津の海が見える。旧峠の頃も同じような景色が見えたことだろう。
旧峠、草木がボウボウに繁茂している | |
旧峠の端から坊津の海が見える |
大浦町側へ下りる。坊津町秋目まで下ると、「鑑真記念館」がある。
鑑真は奈良時代に唐から渡来した高僧で、奈良に唐招提寺を創建した。日本へは6回目の航海でやっと辿り着いたが、その上陸地点がここ坊津の秋目だったそうだ。
大浦町側へ下る | 坊津町秋目 |