日諸峠ひもろとうげ 850m (2011.5.25)  地図 2.5万図

宮崎県諸塚村七ツ山ー日之影町岩井川
宮崎県諸塚村七ツ山と日之影町岩井川の間にある県道50号線と林道諸塚山線が出会う所にある峠である。

フォレストピア六峰街道・林道諸塚山線の飯干峠への分岐点から林道をそのまま辿る。
六峰街道と飯干峠への分岐点(手前側に進む)



雨で路面は非常に濡れているし、その路面もひび割れや雨水が流れている。ガスも出ているので視界が悪く遠景も全く効かない。

路面もひび割れ ガスで視界も悪い



そんな中、林道諸塚山線のネーミング元である諸塚山をご神体にしている神社が現れた。鳥居の前に立てられた看板には諸塚山がイザナギ・イザナミの御神陵と言い伝えられていることや天孫降臨の地とも言われていると書いてある。しかし、それよりビックリしたのは反対側の広場に駐屯していた自衛隊である。拙ブログ(林道自衛隊自衛隊の災害派遣)でも取り上げたトラックと通信設備である。雨の中ここで指令を出しているのか演習の指揮をしているのか知らないがご苦労様なことだ。

神社が現れた 諸塚山の看板
諸塚山縁起
林道自衛隊 通信設備



そのまま林道を辿るとバス停の待合室のような小屋が現れた。近くに行くと小屋の前には鳥居があり、猿越山神社という額がかけてあった。この辺りは色んな神域があるようだ。

猿越山神社


さらに林道を進むと分岐点が現れた。日之影町中心部へ下る道と林道との分岐である。分岐には真新しいお地蔵さんがあった。

日之影町中心部へ下る道と林道との分岐 真新しいお地蔵さん



とりあえず日之影町へは下らず、林道を進むと峠に到達した。峠は県道50号線との三差路になっていた。

日諸峠(ひもろとうげ)
日諸峠(北西側から)
日諸峠の看板類
日諸峠南東側から) 県道50号線側
日諸峠の看板



峠をゲットしたので次の峠に向けて日之影町側へ下りることにした。もちろんお地蔵さんのあった分岐まで戻って下りだした。けっこう山が深く、崖っぷちのような道が多い。途中から県道209号線になった。

日之影町側へ下りる
県道209号線


麓の日之影町七折へ下りると2008年に廃止された高千穂鉄道の日之影温泉駅の前に出た。現在は温泉施設として利用されており、高千穂鉄道から譲渡された2両の車両が置かれ、宿泊施設「TR列車の宿」になっているそうだ。
日之影温泉駅とTR列車の宿



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