海老坂 478m (2009.11.8) 地図 

京都府南丹市(なんたんし)日吉町(ひよしちょう)四ツ谷南丹市美山町板橋(いたはし)
京都府南丹市日吉町四ツ谷美山町板橋との間にある林道海老坂線の峠である。ワシはGT。さんたちとのオフ会でゲットした。

佐々江峠のあと、四ッ谷まで来ると海老坂への分岐点があった。
ワシはGT。さん、県道からの分岐点



ここには五ヶ荘村と書いてある道路元票があった。海老坂の谷へ入る。丹波造りの家や丹波黒豆が見られた。近畿自然歩道「海老坂峠道」の道標が出ている。道が急になると林道海老坂線と旧来の峠道が分岐する。

四ッ谷(10:08) 五ヶ荘村道路元票(10:10)
近畿自然歩道「海老坂峠道」の道標(10:28) 林道海老坂線と分岐する(10:31)



道が劇坂になる頃、「四ッ谷八景 海老坂帰鴈」の看板があった。走りながら撮ったのでそのときは何が書いてあるのかわからなかった。しかし、帰鴈とは何のこっちゃ?抹茶に紅茶である。読みは?「きがん」もしくはそのまま「かえるかり」らしい。どこが帰る雁なのか?さっぱりわからないが、とにかく物流の要衝だったことはわかる。その劇坂を登っていくと、写真のような石垣の上にクラシックな建物があった。

「四ッ谷八景 海老坂帰鴈」の看板(10:35) 「四ッ谷八景 海老坂帰鴈」の看板の内容
クラシックな建物(10:37)



玉岩地蔵尊である。境内の看板によると八百比丘尼(やおびくに)関連のお堂らしい。

石垣が見事(10:40) あとちょっとだよ〜(10:40)
玉岩地蔵尊(10:41)



一休みしてから登り出す。ここからは完全な山道である。しかし意外と道幅は広い。1.5mほどあるそうで、車道化の期待もあったそうだが、いかんせんスイッチバックが多すぎる。6回以上あったような気がする。そのあたりは最後に載せてある動画でどうぞ(^^;)

一休みしてから登り出す(10:51) 完全な山道(10:51)


20分ちょっとで峠にたどり着いた。峠には「従是南船井郡」の道標が建てられていた。反対側には如意輪観音が木の祠に祀られている。そしてその上には立派な宝篋印塔(ほうぎょういんとう)があった。いろんな遺跡を見ると歴史の厚みが感じられた。

「従是南船井郡」の道標(11:14) 海老坂峠の如意輪観音(11:16)
この、ど派手なおやじはどいつだい?あたしだよぉ!(~_~) 宝篋印塔(11:18)



峠から先には広域林道ができていた。なんだかあっけない。もちろん旧道もそのまま下っていっているので辿れないことはなさそうだが、目的は知谷峠なので、ここから広域林道を辿った。

広域林道に出る(11:24)



海老坂峠の動画、広域林道に出るまで。



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