傍示の坂峠(ぼうじのさかとうげ) 183m (2015.10.20) 地図 2.5万図

徳島県美波町(みなみちょう)北河内(きたがわうち)-美波町赤松
徳島県美波町北河内と赤松の間にある県道19号・阿南鷲敷(わじき)日和佐線の峠である。

霧越峠の北側が通行止めだったので仕方なく迂回したルート上にあった。道路のピークに峠の道標が立ててあるあるだけ。地図にはまったく載っていないのでケガの功名である。
海陽町樫ノ瀬



麓のレストラン海賊舟の先で、国道55号線と分かれ、県道19号線に入る。

レストラン海賊舟の先で分岐



想定外だったので、道中の写真はない。峠の道標などだけ載せておく。

峠(赤松側)
峠(北河内側)



峠の道標横に記念碑が立ててあった。表面はどこにもあるようなローカル解説だが、裏面に「傍示」の解説がなされていた。

記念碑  
 

境界線を示す杭が地名の由来になった(他に分杭峠傍示峠坊地峠など)と書いてある。ここでは「傍示」と記してあるが、境界を示す標柱なら本来「棒示木(杭)」である。「傍」だと傍らを示すとなって意味が通じない。漢字の字面から読み解こうとすると全く違った意味になりかねないので注意が必要である。


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