赤羽根峠 540m (2010.10.29) 地図

岩手県遠野市上郷町赤羽根(あかばね)気仙郡住田町上有住(かみありす)別当
岩手県遠野市上郷町赤羽根気仙郡住田町上有住別当との間にある国道340号線の旧道峠である。

国道340号線で赤羽根から山間に入るところ、前方に赤羽根トンネルが見えると、手前に旧道との分岐がある。いや、正確には旧道との交差点だ。大きな看板が出てるからすぐわかる(^^;)

赤羽根トンネルの手前から旧道へ



旧道も国道らしく、センターラインのある2車線道である。夕方が近いので周りも暗くなっている。

旧道へ入る 旧道も2車線道



旧道に入ってすぐ、大きな2つのスイッチバックがある。これで高度を一気に稼ぐ。上の段に来ると麓が見える。そしていよいよ峠である。

大きなスイッチバック
麓が見える



峠には峠の看板があった。国道でも市町村境となると、縄張り意識かどうかわからないけれど、とたんに看板が目立つ。ここは旧道だが、峠手前から右へ入る道は新田山開拓地への現役道のようで、峠の撮影をしている間に女性ドライバーを含めて3台ほど車が出入りしていたから、やはり看板の類も現役なのだろう(^^;) ここにある看板で最も大きいのは「伝説義経北行コース、赤羽根峠」の看板である。世に言う判官びいき、ジンギスカンになったとかいうような義経伝説である。ここより前には姥石峠五輪峠で義経伝説があったね。

奥の細道が峠 峠の看板
「伝説義経北行コース、赤羽根峠」の看板



ということで、その峠である。暗くなっているので、画像は悪いし、周りから植生の繁茂を許しているので、とても廃ソサエティな景色だ。住田町側は何とか現役っぽい道に見えたけれど、遠野側ほどではなさそうだ。

住田町方面 住田町方面



ひるがえって遠野市側を見てみる。分岐点付近には野原が広がっていた。地図では赤羽根スキー場となっているが、10月末の状態では現役かどうかハッキリしない。

遠野市方面 峠の看板
峠の看板 峠の看板



峠コレクションへ | 笛吹峠へ