ウェア・グッズ



2001.9.2  更新

     

ウェアシューズグローブヘルメットバッグボトル工具サイクルコンピューター雨具

ウェア

ウェアといってもサイクリングが楽しめればどんなものでも良いですが専用のウェアは良くできています。

ジャージ

サイクリング専用の上着です。レーシングジャージといわれるようにレースで使われるものが
もとになっています。特徴は前傾姿勢をとっても背中が出ないように後ろが長く作られています。
素材は汗を外に出してべとつかず動きやすいストレッチ素材であるポリエステルものが多く使われています。
背中の腰の辺りにポケットが着いているものがウィンドブレーカーや地図類を入れられて使いやすいです。
デザインや色はハデハデの方が公道を走っていても車から視認されやすく安全です。

パンツ

3シーズンはショーツが快適ですが中でもレーサーパンツ(通称レーパン)は股の部分に
股ずれ防止用のパッドが付いていてお尻が痛くなりにくいのです。丈もショートパンツより長めで
エアロ素材という薄くて伸びのある生地が主流です。
そしてこれらの恩恵を被るためには下着を着けずに履くことがポイントで着心地は水着といった感じです。

タイツ

読んで字のごとくタイツなのですが股の部分にパッドが付いているレーパンの冬場版です。
やはり下着を付けずに履くため厳寒時は寒いです。

ニッカ−

フルネームはニッカ−ボッカ−ズ。早い話が山屋さんの履く膝丈のパンツのことです。
下着に透湿性のあるウィックロンのものを併用すると随分暖かい着こなしができるのでお奨めです。
ただし山岳用を流用すると値段が高いし伸縮性や透湿性が不足します。
その点専門メーカーのパールイズミが出しているツーリングニッカはスマートだし伸縮性もあって
なかなか使い心地が良いです。

ウィンドブレーカー

冬や峠の下りなど風が強くて身体が冷えるときに着ます。少々の雨なら雨具代わりにも使えて
軽量ですので常時携行することをお勧めします。専用のものはジャージ同様後ろが長く作られています。

頁頭へ戻る

シューズ

とりあえず何でも良いのですが長時間ペダリングをしますので一般的には底が固いことが大事です。
次に足首の動きをさまたげないローカットのものが望ましいです。
専用のシューズはロードレース用、ツーリング用が出てますが、どれもビンディングタイプのペダルに対応して
底にクリート(鉄の爪)がつけてあります。スキーのビンディングのようにシューズをペダルにカチッとはめ込んで
固定して使います。はずすときはシューズ(のかかと)を横にひねるとはずれます。(→SPDシューズ)

グローブ

長距離やMTBで山の中に入るときは必需品です。
手の保護やハンドルからのショック吸収などに役立っています。
夏場は指切りタイプが快適ですがMTBのオフロード走行では危険防止のために
夏でも指付きグローブを使うことが多いです。

ヘルメット

昔は晴天無帽とかベレー・ハンチング・サイクリングキャップなどが多かったのですが最近はレースで必要になること
MTBでオフロードを走ることなどによりヘルメットが一般的になってきました。
ヘルメットといってもサイクリング用のものは風通しを良くするために大きな開口部があるファッショナブルなものです。
見た目は亀の甲良に穴が開いているといった感じで、発泡スチロール製で軽く、慣れると手放せなくなります。
やはり転倒の際にはこれが一番有効でしょう(--;)

頁頭へ戻る

バッグ(峠おやじの愛用品はこちら)

バッグは自転車本体に付けるものと身につけるものがあります。
身につけるタイプの方が他の用途にも転用しやすいですが背中が蒸れるので長距離ツーリングには不向きです。

身につけるバッグ

ウェストバッグとデイバッグがあります。
ウェストバッグは小物を入れたり着けたまま中のモノを取り出せるといった
メリットがありますがフィット感がいまいちで腰からずり下がることもあります。
デイバッグはかなり大きなモノも入れられるしフィット感も高いので担ぎを含めたオフロード走行には
重宝しますが、中のモノを出すのにいちいちバッグを下ろすのが面倒です。

自転車本体に付けるバッグ

サドルバッグ
自転車の重心に近いポジションに取り付けるので荷物によるバランスの崩れが一番出にくいです。
フロントバッグ
ハンドルの前に取り付けます。走っている最中でも地図やカメラなどが取り出せるので大変便利です。
昔ながらのフロントキャリア取り付けタイプはそうでもないですが、最近のワンタッチ取り付けタイプの
フロントバッグは重いものを入れるとバランスが悪くなるので注意が必要です。
他(サイドバッグ・パニアバッグ)
車輪の横に付けるタイプのバッグで左右に振り分けるタイプのものがパニアバッグです。
どちらも大量の荷物を収納できるためキャンピングランや長期ツーリングに使います。
ポイントは左右のバランスを考えて荷物をパッキングすることです。

ボトル                   頁頭へ戻る

長距離を走るのにも、オフロードを走るのにも水分は欠かせません。
夏場は1日2リットルでも不足するかもしれません。
通常ダウンチューブとシートチューブにボトル(水筒)を付けて走りますがオフロードを走る
MTBのようなスローピングフレームにボトルを付けると自転車が担ぎにくくなるのでデイバッグに入れたり、
キャメルバッグを使用したりします。

工具

走っている最中にパンクしたり、微調整したいといったときでも工具があれば安心です。
自家用車の工具を流用することもできますが通常の工具は重くて嵩張りますので携帯用の
工具セットを持つと軽いので便利です。
最低限必要なものは・ドライバー・アーレンキー・スパナ・パンク修理セット・インフレーター(空気ポンプ)
ですので市販の工具セットから使いやすくて軽いものをセレクションして下さい。

サイクルコンピューター

なくても困りませんが走行距離やスピードなどを知ることでトレーニングや走っている間の励みにもなります。
サイクルコンピューターの主な機能は走行速度・最高速度・平均速度・走行距離・積算距離・走行時間・時計
などです。中には高度・ケイデンス(クランク回転数)・ハートレートモニター(脈拍)機能が付いているものなど
様々です。

雨具(峠おやじの愛用品はこちら)

雨具は防水性と通気性という相反する機能が求められるグッズです。
ポンチョタイプは通気性が良く、フロントバッグも覆うので便利ですが風に弱いのでお奨めできません。
ウィンドブレーカータイプやパーカータイプのものが使いやすく、自転車専用のものが後ろ丈が長くて快適です。
ズボンは裾が絞ってないとチェーンでベタベタになりますので注意ポイントです。
素材は色々あります。ゴアテックスが防水性は一番ですが、通気性と伸縮性がイマイチなので悩ましいです。

頁頭へ戻る


ホームページ自転車の遊び方