DCC OBランVの2

  (2006.10.21〜22)      更新 2006.10.26
 
 
ハードでサプライズな1日が明け、今日は佐々里峠−能見峠−朽木−大原−御所と帰るコース。そのまえに豪華な朝食。夜の鳥鍋から考えるとこれもサプライズだった。

宿の前に出てみると佐々里峠で合流予定の中牟田君が到着していた。仕事が終わってから殆ど寝ずに、花脊・佐々里峠を越えてここまで走って来たとのこと。ターミネーターみたいやなあ(~_~)
お宿のハリマ屋さん前で(9:02)



宿からスタート。佐々里の分岐(神社がある)がすぐそばで、早々に峠へ登り出す。ゆったりとした登りをこなすうちに急坂もあって苦しくなってくる。後ろから元気な若い衆がアタックをかけて抜いてくる。

ターミネーター中牟田君、このアタックに即座に反応。本人いわくパブロフの犬とのこと(^^;) それでも凄いわ。
佐々里峠の登り(9:24)



懐かしい石室が見えてくると峠である。
この石室、石を積み上げた側壁の上に屋根を被せたもので、奥にお地蔵さんが祀ってあるのを除けば避難小屋である。かくいう私もDCC・MLで話がまとまり、小川君・喜八君・前田君たちとここで泊まったことがあるくらいだ。また石室の脇にあるブナもいい感じだし、その根元にある石碑があって「明治三十六年 是ヨリ上地蔵森」と彫ってあった。
佐々里峠の石室(9:57) お地蔵さん(10:00)
ブナと石碑



佐々里峠を下り、スキー場を横目に見ながら広河原能見口に至る。骨組みと屋根だけになった建物をトラックが運んでいった。やはり過疎は進んでいるのだろうか?
広河原・能見口(10:42) 家も移転?



ここからフリーラン。老人特権の繰り上げスタートであったが、もともとその気がないものだから、平坦部で早々に追いつかれ、坂が始まる頃には定位置になる(^^;) ここは一回生のときに来て以来、それも反対側からだから、初めてのようなものだ。平坦部のアプローチがけっこう長い割に最後の急坂がきつい構造なので、脚に来るみたいだ。
藁葺き屋の横をひた走る(11:01) もうすぐ峠(11:22)



峠には久多峠の看板が立っている。広河原能見から見れば久多峠。久多の集落からは能見峠。お互いの集落へ行く峠だからそういうことになる。峠から見下ろすと久多の集落が見える。展望から見る限り、峠の裏側に当たるような久多峠に軍配が上がる。
久多峠の看板(11:25)
峠に集う(11:23) 久多の集落



峠を下る。藁葺き屋根の家がアチコチに見られる。
昨日の深見の手前から自販機にお目にかからない。従って?コーヒーが飲めず、
「自販機、自販機」
とOBたちがうるさいσ(^^ )
国道合流点(13:48)



朽木渓谷の国道367号線に合流してから少し登った葛川地内で昼食。トイレ横というのがDCCらしい(^^;) 昼食はお宿で作ってくれた弁当だ。これがまた驚きの量。でかいおにぎり3個。これは中味がそれぞれ違う。さらに同量くらいのおかずが付いている。写真に押さえてないのが残念なくらいだ。

昼食休憩時の生態はナカナカ面白い。寝る者、飲料を探す者、辺りを探索する者、様々だけど、重なり合って孫々亀?をやってる現役生には笑ったね。
トイレ横で昼食(13:00) 孫々亀?(13:20)



ちょうど今日は鞍馬の火祭りと時代祭りが重なった日。鞍馬の道は自転車も通行禁止だそうだし、大原も観光客で一杯である。そんななかを御所を目指して走り、15時30分頃に御所に無事到着した。

北山らしくデンジャラスさ満点のOBランだったが、いい思い出である。幹事さん、現役生諸君ありがとう。OBの皆さんもまた一緒に走りましょう。


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