蕨峠(わらびとうげ) 410m (2009.5.28) 地図 

山形県小国町おぐにまち入折戸いりおりと−新潟県村上市三面みおもて
山形県小国町入折戸と新潟県村上市三面の間にある林道三面線の峠である。

小国の町から県道261号線を行く。長沢で三面ダム方面へ入る。
長沢で三面ダム方面へ入る



入折戸の集落の外れまで来ると、全面通行止めの看板が出てくる。ここからが林道の中核部である。

入折戸の集落 全面通行止め



全面通行止めの先にある橋を渡ると道はダートになる。少し進んでまた橋を渡ったところに三面林道起点の標柱や鳥海朝日・飯豊吾妻緑の回廊という看板が立ててある。お知らせというか一般車両通行禁止なんてのはいつものことだから、自己責任で進入する(^^;)

また橋を渡るところ(15:26) 三面林道起点(15:27)



ダートといっても砂利は少なく、傾斜も割とゆるやかである。それだけにガタガタ具合はけっこうある。帰りにハンドルに付けていたハンディGPSが落ちてしまったぐらいだからね(今回はベロムービーではなく、ハンドルバー用ブラケットを付けた。結論からいうとダメだった)。

それに何やら臭い。何が臭いかというと生臭いのである。道のところどころでムッとした匂いが襲ってくるのだ。そして何やら怖い。でも、この匂いには記憶がある。何だろう?と考えていたら、むかし岐阜公園に熊がいた頃、嗅いだ匂いだと気が付いた。そりゃ、あかんやん(~_~) ということで、熊鈴はもちろんバッグにつるしたホイッスルやチンカンベルを鳴らしながら登った。

ダートの道は良いけれど(15:36) なんだか臭い(15:42)
熊が出てきそうな生臭い匂いである(15:43)



そうこうして登っていくうち通行止めゲートのある地点に到着。三面林道終点の標柱もあって峠っぽい。でも、境界表示はないし、道は登っているので、そのまま走った。遠くの山に雪が残っている。あとで地図で確認すると、ここが峠で良いようだ。

蕨峠?(15:46)
三面林道終点の標柱 遠くの山に雪が残っている(15:49)



そして道がアップダウンしながらも平行移動しだしたころに写真のような看板が現れた。看板を見ると、先ほどのゲート地点は県境で、現在地が蕨峠であるとのことだ。なんだか腑に落ちないが、高度的にはここでいいと思うし、村上方面のダム湖も見えているので、ここで良しとしておこう。

看板(15:55) 現在地が蕨峠(11:35)
ダム湖




例によって峠付近の動画を撮った。




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