朔日峠(ついたち)  120m (2003.10.9) 地図

新潟県吉川町道之下−浦川原村東俣
新潟県吉川町道之下から浦川原村東俣へと越える峠である。何で朔日峠などという変わった名前なのか?

言い伝えによると、室町時代頃まで保倉川の流れは浦川原から長坂村の下方を通り吉川へ流れていたが、永禄二年(1559)七日七晩降り続いた大雨で、六月一日(ついたち)、今までにない大洪水となり、保倉川が大氾濫、山崩れのため流れは塞がれ、一日にして川は変じて山となってしまった。これが「朔日山(ついたちやま)」。そして、この大雨により、長坂村の家は全て流されたが、江戸時代にはもとのように村も形成され、現在に続くと伝えられているのだという。
朔日峠



この峠道は柿崎から高谷川を辿って信州へ行く山街道の峠道であったそうだが、最近は須川峠下にできたキューピッドバレイスキー場へ行く車のアクセス路道路として冬も通行が確保されているという。長坂付近は1車線路だが、峠道は2車線路になっていて、ここが山街道の峠であった証明は法面を掘って安置された石仏にしか見いだせなかった。
峠の石仏