松之木峠  445m (2007.11.4) 地図  

岐阜県飛騨市宮川町大無雁(おおむかり)−飛騨市宮川町小谷(こだに)
岐阜県飛騨市宮川町大無雁と小谷の間にある越中西街道の峠である。

昭和59年刊行の「歴史の道調査報告書第三集・越中西街道」の記述や地図から判断すると、国道端にある石仏の辺りということになる。

『幕末近くに古川町の安江某という医師が峠近くを通行していたところ大石が落下してきて彼の前でピタリと止まり、危うく惨事を免れた。そこで峠に堂宇を建てて石仏を祀った。道路の拡幅に際して、現道の上50mほど上の松之木峠にあったものを移したという。』
国道471・472号線の峠近く(大無雁)



大無雁集落に入る手前に車をデポし、峠の写真を撮る。本当は50m上方が本来の峠だったのだが、道の拡幅で石仏を動かしたのだから峠もここに変わったと言っても間違いではないだろう(ー_ー) 

この集落の名前「大無雁」のことを「おおむがん」と読んでいた。しかし郵次郎のページで確認すると「おおむかり」だった・・・そういえば「月に雁」って切手あったもんね。日本一高い切手だよなあ。それと同じ読みだわ・・・納得。

大無雁
峠の石仏 上方50mが昔の峠

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