欽明路峠(きんめいじだお) 210m (2004.11.3) 地図
玖珂町欽明路と岩国市柱野を結ぶ旧山陽道(西国街道)の峠である。山陽道の中でも屈指の難所と言われ、現在も新幹線・岩徳線・山陽自動車道・欽明路道路(山口県最初の有料道路らしい)などのトンネルがあって交通の要所になっている。
岩徳線の欽明路駅から走り出す。駅の真ん前の道が昔の街道らしい。欽明路駅前の道(13:50)
峠の登り口に欽明寺がある。ここの集落および峠名になったお寺である。峠の名にもなっているのだから創建は街道よりも古い?はず。お寺のホームページによると第29代欽明天皇(540−571)が御幸の際、休息され欽明の名をいただいて寺号としたのだという。
万葉集に太宰府の少典山口忌寸若麻呂が「周防なる磐国山を越えむ日は 手向けよくせよ 荒しその道」と詠んだのはこの峠のことで、周防国の道筋で一番険しい処であることを歌ったといわれている。
しかしその欽明寺が何故か日蓮宗なんだな。で、私ゃ欽明の名は後世についたと勘ぐったのだが、開基は中正院日仁上人にて、慶長8年(1603)日蓮宗になったのだそうで、よくわからないわ。何故か日蓮宗の欽明寺(14:02)
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車道は谷の奥で右カーブして登る。その手前に「ここが旧山陽道」なる看板があった。 なるほど左上へ急角度で登る旧道らしきものがある。しかし廃道くさかったし、担ぎ装備ではないので、そのまま車道を辿った。 |
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| 旧山陽道なる看板(14:07) | 旧道 |
山陽自動車道の橋を越え、少し登ると峠である。
欽明路側は旧道を除けば大した急坂ではなかった。しかし、本当の急坂は岩国側にあるという。それはこの後、中峠を越えた後に出てくるのだそうだ。
山陽自動車道の橋(14:13) 峠(14:19)