朴峠(ほお)、お助け小屋峠 849m (2003.11.2) 2.5万図
地名 時刻 標高 距離 積算距離 林道高清水線入口 06:51 300 . . 唐木峠入り口 07:36 530 3.8 3.8 唐木峠 08:09 690 0.8 4.6 人喰谷(ひとくらい) 08:34 660 0.8 5.4 横わたりの難所 09:14 660 1.0 6.4 朴峠 09:46 849 0.6 7.0 お助け小屋峠 09:54 849 0.1 7.1 梨谷川 10:42 615 1.4 8.5 梨谷 10:56 626 0.3 8.8
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城端町と五箇山を結ぶ旧五箇山街道のうち最も使われた朴峠道にあり、旧若杉集落−唐木峠−人喰谷−朴峠−梨谷というルートを通る山道峠である。 唐木峠から人喰谷へ入る。雪崩などで何人もの歩荷を遭難させたこの谷は、春に捜索しても歩荷が使う杖だけ見つかって、彼らの遺体は発見されなかった。そのため人喰谷というネーミングになったという。 その現場になったらしい横渡りの難所まで、道は軽いアップダウンをしながら谷をトラバースしていく。谷川を渡河するところなど岩がオーバーハングし、こんなところで雪崩に遭ったらひとたまりもないと感じた。 |
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| 横渡りの難所付近 |
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「横渡りの難所」の看板には以下のように書かれている。 『横渡りとは人喰谷の五重の谷を大きく迂回するこの辺のことをいいます。山崩れやなだれのため、道が崩壊して交通の難所となっています。昔からなだれを防ぐため付近一帯は禁伐林となっています。現在も大雨などにより木が倒れてくるなど危険なところです。』 ここまで唐木峠から一時間ちょっと。時速1.8km弱とは困ったものだ。 |
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| 「横渡りの難所」の看板 |
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「横渡りの難所」を過ぎると、道は登り一辺倒になった。さほど急とは思えない山道である。それに北側斜面なので草木も大したことはなく、歩きやすい。「横渡りの難所」から30分ほどで峠に着いた。 峠は高落場山からの道と思しきダブルトラック道が交差してきていた。その道にはタイヤの跡がついているように思えたが、よそのサイトによると、やはり車が入っているらしい。峠からの展望は全くなし。際だった鞍部というわけでもなく、肩すかしを食らったような感じだ。 |
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| 朴峠 |
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・ ![]() 朴峠から100mほど梨谷側へ行くと、「お助け小屋あと」がある。この峠越えの重要性を感じた加賀藩が設置したものだという。案内看板によると、ここはお助け小屋峠と表示してある。ベンチもあって、時間も好都合なので、ランチタイムにした。 |
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| お助け小屋峠 |
梨谷側 細尾峠、小瀬峠や袴越峠方面の稜線
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梨谷側は東南斜面で、明るい感じだ。細尾峠、小瀬峠や袴越峠方面の稜線も見えて気持ちがいい。 そして待望?の下りである。路面もドライだし、乗車できるようになった。こちらにも石畳が少し残っていて、そこだけは危ないので押したが、他はかなり乗車率が高かった。これが反対に行ったら人喰谷は乗れないし、唐木峠の下りも乗れないのでいい選択だった。 |
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| 乗車率の高いシングルトラック |
峠道は梨谷川沿いのダート車道へ出た。この地点は急坂になっているので「向かい坂」と名付けられている。「向かい坂」からは車道を上流へ向い、小さな橋を渡って、登り返したところで旧国道へ合流する。合流地点あたりが梨谷集落で、たいらスキー場になっている。
旧国道との合流点「向かい坂」
朴峠の峠道は梨谷側が尾根道(峠の裏)で、城端側が谷道(峠の表)だった。しかし峠道への希求性は昔も今も五箇山側の方が段違いに高い。そういう場合、峠道の開発は五箇山側から行われ、五箇山側が峠の表(谷道)になりそうな気がする。しかし現実は全く逆。お助け小屋の設置から考えても、城端・加賀藩側の意向が強く感じられる。