深坂 110m (2008.11.30) 地図 

滋賀県米原市米原−米原市西円寺さいえんじ
滋賀県米原市米原と西円寺の間にある峠である。

坂の途中にある看板にあるように番場宿と米原を結ぶ道としては前からあったようだが、本格的な産業道路としては江戸時代になってから開削されたわけである。
案内板



米原の町中に写真のような分岐点がある。中山道と北国街道の分岐点という石碑が建っている。北国街道としては合っているが、公式には中山道は鳥居本で分岐して摺針峠を越えて番場宿へ至るから、この石碑は手前ミソとしか言いようがない。

中山道と北国街道の分岐点 深坂途中



深坂花の小径の立て札や中腹のお堂にも看板があがっている。

深坂花の小径 お堂の看板



秋葉神社の横にもさらに詳しい看板があった。これによると、彦根藩主導のもと、従来利用されていた朝妻湊に対抗してJR米原駅辺りに米原湊を開削。そして中山道からのアクセス道・深坂を整備したわけである。それが10軒しかなかった米原を米原宿に押し上げるきっかけとなった。

もう峠もすぐそばだ。峠の横には藤井商店と名前がついた倉庫があった。

秋葉神社の横
深坂道の由来



峠から先へ行くと県道240号線に合流する。その先には米原高校があった。米原の町中より30mほど高い。毎日えっちらおっちら登ってくる高校生も大変だ(^^;)

米原高校 分岐
県道と国道8号線との合流点 県道240号線の中腹


米原高校から東へ走る。伊吹山が遠望できる。ちょっと走ったら番場宿へ着いた。

米原高校
伊吹山遠望 番場宿の分岐



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