大日越 300m (2003.4.27) 地図 

和歌山県本宮町本宮−本宮町湯峯
大日越とは熊野本宮から湯の峯温泉へ越える峠道である。

熊野本宮の参拝も済み、小栗判官が不治の病を治した湯の峯温泉への道を辿ってみたくなった。探してみると、町の外れに登り口がひっそりと存在していた(14:40)。
大日越、登り口 



登るに連れて明治22年の水害により流出してしまった本宮大社の森が見えてくる。かつての本宮大社は、現在の8倍もの規模を誇っていたそうだ。

明治に入ってからの急激な森林伐採が上流の十津川で大水害を呼び、濁流となった熊野川が中洲にあった本宮大社を呑み込み、ほとんどの社殿が流出したそうである。
熊野本宮、旧社地 



しかし、ここって今日一の劇坂である。途中でどこかのサークルのような3名の女の子やハイカー達に出会ったので、大日越は案外ポピュラーな道なのかもしれない。
                劇坂 



                 石畳                月見丘神社                 大日越



また石畳もあるし、途中に月見丘神社とか鼻欠地蔵などもあり、峠道としても第一級品である。湯の峯温泉への下りも急坂で、湯の峯温泉の間近になって湯峰王子があった。
            湯峰王子



湯峰王子から急な階段を下りていくと、小栗判官が湯治をして不治の病を治した「つぼ湯」にどんぴしゃで下りてこられた(16:40)。げに熊野古道は歴史の道であった。
      湯の峯温泉へ下りていく         小栗判官ゆかりの「つぼ湯」