よさこい峠・名野川越 1380m (2006.5.18) 地図

愛媛県西条市西之川−高知県いの町寺川
愛媛県西条市西之川と高知県いの町寺川の間にある石鎚山系にある峠である。といってもそれは山岳山登りの世界であって、実際には林道瓶ヶ森線というか通称石鎚スカイラインにある峠なのである。

シラサ峠から林道瓶ヶ森線を辿る。ガスで見えない山を看板から想像する。
見えない山を想像



看板のある位置は伊吹山直下で、そこから割と近い所によさこい峠があった。ここは県道40号・石鎚公園線との分岐点になっている。

峠には同名の茶屋があり、「よさこい」などというソーラン踊りか平成の大合併みたいなネーミングだけに、茶屋が先か峠が先か論争でも起きそうな感じである。茶屋は夏山シーズンとか土日でないと営業しないのかピシャリとシャッターが下りていた。
よさこい峠とよさこい茶屋



峠には自然石に歌を彫った石碑が飾られている。

「伊予と土佐 かたみに越えん この峠 スカイラインのはじまりとせむ 昭和44年6月 高知営林局長森尾洋一

自画自賛の歌としてはなかなか格調高い。
石鎚スカイライン開通?記念碑



しかし、ツーリングマップルでは、この辺りに名野川越の表記があり、そこへよさこい峠が出てきたので正直な話ビックリドンキーしてしまった。しかし後で2.5万図などで確認すると、名野川越はこの先にある県境付近を言うようだ。



そんな狐につままれたような気分で県境(名野川越)を越えると、道は下り坂になり、現れたのが写真の石鎚土小屋遙拝所(いしづちつちごやようはいじょ)である。

その前で道が分岐し、ちょっとした広場と反対側に茶店、分岐した道を行くと国民宿舎という石鎚登山の基地のような場所になっていた。
石鎚土小屋遙拝所

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