与川道オフ

    (2005.7.24)   更新 2005.8.7  地図
中山道三留野宿(南木曽町読書)から野尻宿の間の迂回路として造られた与川道

その存在を発見し、辿ってみると、まことに面白い道であった。そこでネット仲間に呼びかけてオフを企画したところ、いまきさんちさんとこの「自転車で道を走ってみる会」と合同で走ることになった。



コース
南木曽駅−桃介橋−川西古道−柿其水路橋−旧中山道−野尻−根の上峠−与川道−桃木峠−南木曽

第一集合ポイント南木曽駅でshimoozuさんと合流。桃介橋を渡って、対岸の川西古道を辿る。きれいに舗装され、歩危地点もトンネルができて風流さがない(ー_ー) などとぼやいているうちに、柿其水路橋の第二集合地点に到着。「自転車で道を走ってみる会」のメンバーと無事合流。
柿其水路橋(9:30)



自己紹介後、旧中山道を辿り、野尻宿のコンビニで補給を済ませ、いよいよ与川道に入る。初めは根の上峠へヒルクライム。舗装道とはいえ、野尻側からは登り初めがかなりの急坂である。初回はダウンヒルやったからこの落差は大きい。それに今日はメッチャ暑い(--;)
根の上峠へヒルクライム いちおう余裕のポーズ



飲み過ぎたり、睡眠不足で体調不良気味の方は伴走車に拾われておられたようだが、いまきさんちをはじめとする強力メンバーは軟弱パスハント隊(私やshimoozuさん)を置き去りにして峠に先着された。

峠では伴走車から冷たいスイカの差し入れがあった。火照った体に染みわたるようで嬉しかった。
根の上峠



旧与川道へ入り、山道を下る。本日のランチ、ソーメンを食するポイントへとダウンヒル。下見時に勢いよく出ていた水場をソーメンポイントとしていたのだが、水が枯れていたため、谷川の水を使うことに変更した。それでも大人数でワアワア言いながら作る食事は美味い。谷川で作るロケーションも最高だったv(^^)
クッキング中 谷川で水洗い 出来上がり



お腹も満腹になったところで、午後は旧与川道を忠実にトレースする。山道ダウンヒルはとっても楽しいのだが、調子に乗りすぎて幹事自ら久方ぶりにパンクを起こす。某有名人がチューブ入れ替えを手伝って貰えた。所要時間5分。サーキットのピットインを思わせるプロの技であった(゚o゚) 最敬礼 m(_._)m
山道ダウンヒル パンク修理




「らんかん橋」を過ぎると、旧与川道はジクザグかつ複雑なアップダウンが連続するようになる。しかし路面はよく整備され、緑の絨毯のようだ。
緑の絨毯 どっちが本道?(下は林鉄かも?) たまにはこんな路面も



竹林の中に設けられた滑りやすい板橋ポイントを下り切り、さらに進むと、ケーブルが残るコンクリート製の塔が現れる。どぉ見ても吊り橋にしか見えない。しかしこの山中に何で吊り橋がと考えると、与川道から分かれてなだらかな曲線を描く別ルートが見えてくる。おそらく木曽森林鉄道・与川線の廃線跡ではあるまいか?

謎の吊り橋ポイントを越えると、松原御小休処である。貴人が旅行された際の休憩ポイントとして造られたそうで、与川道には根の上峠を含め3ヶ所あったという。
竹林を抜けた所 謎の遺物(林鉄跡?) 松原御小休処



松原御小休処を過ぎ、しばらく行くと「自転車で道を走ってみる会」はそろそろタイムアップだという。
与川道はまだまだ先があるが、もいちどスイカパーティで合同サイクリングはお開きにした。
最後の集合写真 ダブルツーショット



ふたたびshimoozuさんとのツーショットに戻り、さらに与川道を辿る。下見時には峠と認識してなかった桃木峠では写真をしっかりゲット(^^ゞ
桃木峠 shimoozuさん、板橋を下る



下見時にロストしていたコースもしっかりトレース。
民家の軒先から田のあぜ道の先へ辿ると、高圧電流柵の中へ入るゲートがあった。与川峠から下りてきた谷を渡る手前(北)である。谷を渡る所には堰堤があり、堰堤の水面を足下に眺められる金網の橋があった。
柵の中へ 柵の中 遠景



そんなおもろいシーンの連続も三留野宿を眼下にする坂でおしまい。宿場へ一気呵成のダウンヒルで今回のオフも幕が閉じた。


一緒に遊んでくれたshimoozuさん、ありがとう。
ソーメンや冷たいものをご用意いただいた「自転車で道を走ってみる会」の皆さん、ありがとう&ごちそうさまでした。またいつの日にかご一緒しましょうね。
三留野宿

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