山伏峠 401m (2014.5.19) 地図 2.5万図

岩手県久慈市山形町(やまがたちょう)戸呂町(へろまち)尾無ー戸呂町繋(つなぎ)

岩手県久慈市山形町戸呂町尾無と繋(つなぎ)の間にある峠。

県道42号線から小国川沿いの道へ入る。トンネルを出たところの橋を渡ると、そこに分岐がある。鈍角カーブで入るので見落とすと大変である。

県道42号線から小国川沿いの道に入る



しかも、県道からいきなり下るし、ダートだし、ちょっと狭いし、気持ちの切り替えも大変である(^^;) そして峠の麓の集落、尾無(おなし、びむ?)までそのまま小国川沿いのダートをたどる。よく締まった道で埃は立つが気持ちは良かった。

県道から入ったところ ダート道
延々とダート 対岸に渡ってしばらく行くと尾無



さて尾無の集落に着いた途端、正午になった。集落の拡声器から流れるチャイムは・・・なんと「暦の上ではディセンバー」
朝ドラ「あまちゃん」でGMTの姉貴分、「アメ横女学院」の持ち歌である。それがこんな山の中で聞けるとは・・・久慈市も近いだけに、なんか感動したぞ(ToT)

暦の上ではディセンバー/GMT6 「あまちゃん」



しかしその後写真を撮ろうと、自転車ごと後ずさりしたら「転けちゃいました。」その日の立ち寄り湯で、腰に大きな擦り傷をこさえていたのを発見したんだよね(ToT)

さて、山伏峠、車道から実線の道に入ろうと現地に行くと、ガラガラダートの山道でやんの。隣に車道もあるけれど、峠の表記は山道の方にある・・・

尾無集落の十字路 峠へは右へ行く
登り口 ガラガラダート



転けちゃったので、担ぎや押す気力が萎えていたので車道で登り、天辺から峠にアクセス。あわよくば山道を降りてこようと考えた。車道も久しぶりの全ダート。林道のようで堪能できた。

車道
天辺の手前



車道の峠(天辺)の端から山道の峠へ向かう道があった。

車道の峠
峠へ向かう道



ダブルトラックの踏み跡はしっかり残っているものの、真ん中からイバラが何本も生えてきていて、使われなくなって久しいことがわかった

プレート 別の道との分岐点



車道の峠から1ピーク回り込んだところが本来の峠であった。峠で撮影していると空に電線がある! そう思って振り返ると、電柱がちょいちょい立っている。アクセスするときは全く気がつかなかった。ということはこの峠fは今も現役ということである。たまにはメンテのために車とか人が入るのだろうか?送電線のような電力巡視路の立て札などは見かけなかった。そういえば岐阜県にも電線だけ通っている峠があったなあ。

峠のシェルター



ということで、尾無の登り口まで戻ってみると、行きには気がつかなかった電線が山道に沿って上がっているのが見えた。

山道に沿って上がっていく電線(鞍部が峠)



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