山吹峠 1160m(1999.5.22)

岐阜県吉城郡神岡町山吹−神岡町山之村森茂


山吹峠は大規模林道高山・大山線、通称「飛越高原、天の夕顔の道」の最高点にある。

この林道の名前は中河与一が昭和13年に発表し、映画・TV化もされた小説「天の夕顔」の主人公がここ山之村森茂に庵を結んだのにちなんで付けられたそうだ。
石碑の建てられた場所からは薬師岳・北ノ俣岳・黒部五郎岳の姿を見ることができて、なかなかのロケーションである。他に道の駅「天の夕顔神岡」や「中河与一文学館」があって、特異なエリアであった。

しかし大規模林道は車向きなので真っ直ぐな道が多く、登るには辛い道だ。よって山之村に行くには伊西峠から登って山吹峠で帰るのが楽しいと思う。