矢筈峠(やはずとうげ)  1240m (2015.10.23) 地図 2.5万図

高知県香美市(かみし)明賀(みょうが)ー徳島県三好市谷道(たにみち)
高知県香美市明賀と徳島県三好市谷道の間にある県道49号・大豊物部線と祖谷山林道・笹谷線の峠である。

香美市大栃で国道195号線から県道49号線に入る。
国道195号線から県道49号線へ    



県道に入って、まず見えるのは永瀬ダム湖。物部川をせき止めているが、ダム湖内で分かれた本流は国道195号線の四つ足峠方向に向かう。そしてこれから向かう矢筈峠は支流筋になる。

県道の標識の下に距離が出ていて、だんだん減っていく。峠道の途中で県道から林道に変わるので、そこまでの距離を示しているようだ。土佐立花辺りから道が狭くなり離合不能に近い場所が時々出てくる。

永瀬ダム湖にかかる韮生川橋を見て進む 橋を渡らず直進
県道標識 県道としての残り距離か?
.香美市物部町柳瀬(平井と土佐立花) 土佐立花.、道が狭い



そして分岐が出現。これまで辿った上韮生川の谷は県道217号線となり、峠道の県道49号線は笹川の谷を遡る。

五王堂の集落を過ぎ、笹へ着く。さらに最後の集落である明賀で県道49号線は終わりになった。

県道217号線との分岐、峠道は左
 五王堂  笹



最後の集落・明賀付近でヘアピンカーブが現れた。すでに勾配はかなりきつい。そして県道が終わる。

あと2km 明賀付近のヘアピン
 明賀付近 



明賀で最後の分岐。左が最終集落。右へ回りながら登る。この林道は大規模な九十九折れの道である。

左が最終集落、右が峠道 林道起点?
 最終集落  ヘアピンカーブ手前



九十九折れということはアピンカーブがつきもの。これでもかというくらいヘアピンが出てくる。道は下の方から離合不能に近い狭さであったのが上に行くにつれて勾配はゆるやか道幅も広くジグザグを繰り返して登るようになった。

林道は木の切り出しをするためのものだから多面積をカバーするためにこういう形になったのだろうか。それに対して県道などはすみやかに通行するためできるだけ直線的に作ってあるように思う。

 ヘアピン  ヘアピン
 
またヘアピン  
 
  ヘアピン  ヘアピン



そして、峠に到着。
しかし矢筈峠が「アリラン峠?」 アリランは朝鮮民謡という認識はあったが、歌詞に「アリラン峠」が何度も出てきているとは知らなかった。

 峠が見えてくる
 峠 矢筈峠の看板



峠から向こうは国有林道とのことで通行止めになっていた。またピストンである。京柱峠までダート走りを覚悟したのに。

矢筈峠の看板  先は通行止め
 
 
 
 反対側から  


仕方なく来た道をピストン下りした。その道中で子供のカモシカに遭遇した。すぐ逃げられたので画像はない。モコモコで可愛いらしかった。



 | 峠コレクションへ |