鵜峠(うのたお) 380m (2015.10.18) 地図 2.5万図
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徳島県阿波市土成町宮川内と香川県東かがわ市西山の間にある町道、鵜ノ田尾峠線および町道兼弘幹線(国道318号線の旧道)の峠である。 |
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鵜峠の谷が見える |
何とはなしに写真を撮りながら進む。あとで見たら三木武夫のブロンズ像が写っていた。そういえば元首相のお膝元らしい。道の駅「どなり」は「土成」と書く。平成の大合併前は土成町があったし、高速道路のインターチェンジも「土成」である。やはり首相を輩出した地元は強いなあ。
「たらいうどん」という看板があちこちにかかっていた。うどんがたらいのような桶に入っているらしい。冷たいのではなく湯の中に入っているのを出し汁につけて食べるのだそうだ。いやあ、知ってたらお昼は「たらいうどん」にしただろう。
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↑三木武夫の銅像 | 国道の標識 |
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御所温泉と道の駅「どなり」 | 「たらいうどん」 |
車のナビ(パイオニア)に鵜の峠へ行くよう打ち込んでおいたら、御所トンネル手前で脇道へ入るよう指示が出た。変だなと思いながら入っていくと「太鼓坂」なる案内板があった。それによると阿讃山地を越える旧道であるという。このまま登るといずれ鵜峠の旧道に合流するかもしれない。
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御所トンネル手前から | 標識にしたがって入ると |
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太鼓坂 | 太鼓坂の案内板 |
しかし、自転車兼用のポータブルナビ(ソニー)はもっと先に分岐があると表示している。行ってみると地図どおりの分岐があったし、トンネル手前の休憩所まであった。ソニーの勝ち\(^O^)/である。旧道入り口には鎖が張ってあった。
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旧道分岐 | トンネル手前の休憩所 |
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鵜の田尾トンネル | 旧道入り口 |
通行止めの標識もあったが、自転車は行けそうなので喜んで登っていった。二車線なのは入り口だけですぐに一車線の狭い道になった。緩い坂である。封鎖してあるので落ち葉や朽ち木が散乱している。
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旧道 | 通行止め標識 |
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展望は全く効かない。新道が見えるだけ。途中携帯の電波塔があった。圏外にしかならないのでドコモのような気がする。合流してくる道は峠手前まで皆無だった。車載のナビは一体どこに行かせようとしたのだろう。怖いわ。途中、石標があった。「一般国道318号第5分割」と彫ってある。「不動建設」とか建設会社の名前もある。かつては国道だった証である。
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電波塔 | |
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国道が見える | 「一般国道318号第5分割」の石標 |
そして峠。白鳥町のでかい看板が現役である。しかし徳島県側には看板がない。合併で阿波市になってしまったからだろう。
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峠 | |
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峠 | |
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徳島県側にある唯一の看板は「大型車通行制限」。トレーラーは通れない。そりゃそうだろう。でも、阿波市より土成(どなり)町の方がわかりやすいよね。だってインターチェンジも「土成」のままだし、入り口の通行止め看板も問い合わせ先が土成町役場だもん。市町村統合前からのまんま。残念ながらこの峠道は既に死んでいるのかもしれないね。でもあの電波塔の管理はしなくちゃならないから、少なくとも徳島県側は大丈夫そうだ。
香川県側も通行止めなのでそのまま徳島側に戻った。