植松峠 560m (2004.6.13) 地図

岐阜県郡上市高鷲町(たかすちょう)鮎走−正ヶ洞(しょうがほら)
郡上市高鷲町鮎走と正ヶ洞の間にある白川街道の小さな峠で、国道156号線から鷲ヶ岳スキー場やホワイトピアスキー場へ行く分岐の信号付近にある。

それこそ数え切れないくらい通っているが、蛭ヶ野(峠)に向かって登っていく途中にあるため、ここが峠だとは露ほども思わなかった。

砥坂峠を越え、鮎走に降りてきた白川街道は、長良川が鮎走と正ヶ洞の間に狭隘部を造っているため、川筋を通れず、またもや尾根の鞍部を越えた。それが植松峠である。鮎走から高鷲中学校方面へ進む。料理屋岩駒前で旧国道と分かれ、小さな川沿いの道を辿る。
岩駒前(9:27)



高鷲中学校直下からは斜めに坂を登る。国道の歩道橋と信号が真下に見える辺りが峠と思われる。今では国道付近の切り通しが掘り下げられて、かなり低くなっているため、実際の峠がどこだったかはよくわからない。前後の道筋などから、ここではないかと推測した。
峠(9:55



中学校まで登ってみても全く手がかりはなかった。国道へ降りてくる道跡や麓への坂道などから、あの地点が峠なのだと確信した。
峠から麓方向を望む(9:55 国道へ道跡 正ヶ洞の麓付近(9:59)



正ヶ洞は対岸に旧高鷲村役場があり、小規模な商店街や由緒あるお寺などがあって、当時からこの辺りの中心であった。
正ヶ洞の麓付近(10:00)。街道は下へ降りる