鼓峠(つづみとうげ)  332m (2000.11.19)

兵庫県篠山市栗柄(くりから)−篠山市本郷
写真の右にある田(今は畑)が鼓の形をしていたということから命名された峠という。典型的な片峠(峠の片方にあまり下りがない状態)であると同時に分水嶺となっている。
栗柄の集落から峠まではダラダラ坂を2kmほど。峠のカーブを曲がった途端、手のひらを返したような急坂と切れ込んだ谷が始まる。道はヘアピンを繰り返して本郷・草山温泉へと下りていく。ここは加古川水系篠山川の支流宮田川の最上流部のゆるやかな谷を由良川水系友渕川が浸食していったためにできた地形であるという。