当別峠 542m (2006.5.19) 地図

高知県津野町北川宮谷−津野町北川高野
高知県津野町北川宮谷と高野の間にある国道197号線の旧道・檮原街道の峠である。檮原街道は幕末に坂本龍馬が脱藩したルートである。

国道の当別峠トンネル手前から旧道に入る。
当別峠トンネル手前から旧道に入る



その旧道もすぐに当別隧道に吸い込まれる。隧道の入り口はブロック積みのレトロな造りだ。そして隧道の手前にまたもや旧道があった。
当別隧道手前から旧道へ 当別隧道



そちらへ入るとダート道と交差した。結論から言うとこれが本当の旧道らしいのだが、舗装道は民家に入ってしまうので、やむなくダート道へ入った。
ダート道と交差



天気は小雨がちなので、昨日大越峠で起こしたパンクが頭をかすめる(~_~) ダート道は2度ヘアピンカーブをかませて登る。草付き道なので慎重に乗っていく。雨の日は不思議とパンクが多い。針とか金属片などの突起物が濡れてタイヤに貼り付きやすくなるからだろう。

2度目のヘアピンには炭焼き木屋もあって風情にはことかかない。そうこうするうち峠に着いた。この峠の切り通し、不自然に切り立っているなあと思ったら、昔はトンネルだったようだ。それを掘り下げて現在に至っているらしい。ここには新旧3つのトンネルがあったのだ。
暗い峠道 掘り下げた峠



現在は2車線の当別峠トンネルや野越・風早トンネルなどで一気に越えているこの地域もそれぞれに峠があって、明治維新の頃は坂本龍馬をはじめ当時の人達がシコシコと越えていたのだ。
当別峠トンネル

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