竹ノタワ 420m (2005.5.29) 地図

大阪府河内長野市天見(あまみ)−河内長野市加賀田
大阪府河内長野市天見から加賀田との間にある峠である。

オフ会が行われた吉野から自転車で自走してくる仲間と「あまみ庵」に行った。

南海高野線天見駅の前にある甘味処「あまみ庵」。初めて聞いて以来ずっと「甘味」だと思っていた。行ってみてビックリ!地名の天見から来ていたんだね。天海祐希(宝塚出身)を一瞬思い浮かべたけれど、字が少し違っていた(^^;)
あまみ庵



ここは天見温泉「南天苑」の別館?として、古い民家を改造した瀟洒な茶屋である。竹垣を配した門を潜ると、右の庭にはレトロな釣瓶井戸、左の庭には手水鉢があり、真ん中の玄関から庵に入る。手水鉢側には潜り戸から入る小さなお茶室もあって本格的である。

お部屋には、お香が焚きしめられ、イージーリスニング風のクラシックが流れて落ち着ける。ときどき通る南海高野線の電車もBGMのひとつになっている(^^;) 仲間を待つ間にワラビ餅などをいただいた。
釣瓶井戸と玄関 クラシックが流れるレトロなプレーヤーシステム



しばらくそうやって過ごしたが、なかなかお仲間が到着しないので、私は紀見峠まで自転車で迎えに行こうと思い、庵を出た。

国道のトンネルではなく旧道峠なので、間違えっこないと地図は持っていかなかった。先入観とは恐ろしいもので、庵から国道に出たところにある信号から旧道のような道を登っていった。ところが何本か林道の分岐が出てくるし、道が南に行くべきところが西へ向かっていくようだ。それでも登ると峠らしき切り通しに出た。
出合いの辻(11:39) (11:56)



しかし、そこには当然あるべきはずの県境の標識はなかった。旧道だからかなあ?とも思ったが、先へ行ってもまだ道は上がっているし、やっと出てきた標識には「天見−流れ谷」とか「行司河原」とかわけのわからない地名が入っている。

携帯で皆に聞いてみようかと思ったら「圏外」だったので仕方なく、庵に戻った。自走していたお仲間はとっくに到着していた(--;)

地図(山地図「金剛・葛城・紀泉高原」)で確認すると、間違えて入り込んだのは南にある紀見峠ではなく、西にある竹ノタワという峠であることがわかった。くたびれ損でなくて良かった(^^ゞ
謎の標識(11:58)