高見峠 899ｍ （2002.10.27）コレクションNo.1024(1KB) 地図

奈良県東吉野村杉谷−三重県飯高町木梶

国道１６６号線の旧道で高見山の鞍部に位置し、中央構造線に沿った峠道である。 東吉野村に新しくできた「たかすみ温泉」に関西のお仲間と集合。木津峠とか丹生川上神社とか周辺を回り、最後は高見川を遡って高見峠へアプローチした。

木津付近からは集落内に旧道が残っている。杉谷の集落を過ぎると本格的な登りがはじまる。大カーブした橋のたもとで旧道の峠道が分岐する。

旧道は1.5車線。高見峠の鞍部が見える地点まで登ると高見トンネルへ下りる道との最終分岐がある。峠の鞍部が見えるのはここだけなので写真を撮るなら忘れないように。

右側の旧道へ入り、しばらく行くと杉谷トンネルが現れる。100ｍ程度ながら真っ暗なので気味が悪い。道は斜面をトラバースして走る。谷を詰めたような位置で方向転換し、一度西へ大きくスイッチバックする。今まで登ってきた道が見下ろせる。さらにもう一度ヘアピンをこなして方向転換すると、後は高見山の斜面を横切って峠へ向かうだけだ。

峠は登山者の車が所狭しと並んでいる。峠のモニュメントも大したものはない。おまけに木枯らし１号が吹き抜ける峠は寒いことこのうえない。しかし撮影に邪魔な車も風除けには好都合。冬越しのカメムシよろしく皆、車の蔭にかたまって昼食をとった。

峠は切り通し状になっているが、高見山への登山路（階段）方向を見ると崖上に「高見峠」の標識が立っていた。望遠で狙ってもうまく撮れないので登っていって写した。おまけにここでNo.1024(1KB)峠になるのだから標識の所まで自転車を持って行けと仲間がそそのかす。そういう挑発に弱いんだな。これが(^^ゞ　 で、写して貰った写真がこれ。 後は集合場所のたかすみ温泉まで戻って温泉で暖まったのだ。

峠の風景（西側）	峠の風景（東側）
		峠の表示板（東側）