菅谷峠(すげんたんとうげ) 592m (2017.5.18) 地図 2.5万図

福井県南越前町奥野々(おくのの)ー管谷
福井県南越前町奥野々と管谷の間で、林道北谷線と広域林道越前南部線との交点にある峠。

昔は元比田(敦賀市)から府中(越前市)へ塩を送る旧北陸道のひとつだったらしい。


国道365号線から305号線に入る。今庄と南条の間付近、ホノケ山登山口が目印だ。
国道365号線から305号線に入る    



国道305号線に入って、しばらく行ったところにあった「さわやか家族村 案内図」看板内に「菅谷峠」の名前があった。こちらのサイトによると麓の集落・菅谷は河野川の上流、足谷山の南麓にあり(現在は廃村になって地名だけが残る)、地名の由来は末谷(すえのたに)から転じたといわれる。

「さわやか家族村 案内図」看板と拡大図↑



国道305号線を進む。6%勾配箇所をこなし、ホノケ山トンネルに到達する。峠へ行く林道入り口がトンネル手前にある。

田尻に入る 集落脇を過ぎる 
 
 ホノケ山トンネル トンネル手前にある林道入り口 



峠道に入る。途中「林道北谷線」の看板が現れる。ガード下付近にお地蔵さん。ガードを過ぎると広い谷。その先に低い山がある。左の鞍部が峠になる。

峠道 「林道北谷線」の看板
 



林道を登る。舗装されてはいるが劇坂やヘアピンカーブも多い。しかしその分視界が開けていて、中腹でもこんな大展望に出会うことができる。

 
舗装林道  
 
 峠道から大展望



大展望を過ぎると、まもなく峠。林道などの三差路になっていた。手前はホノケ山への登山路である。

 
管谷峠  
 
ホノケ山案内看板とGPSナビ画像  
 
ホノケ山案内看板   



ここは敦賀からの「塩の道」だったり、人馬が通った「切り通し」があったり、「まぼろしの北陸道」といわれている。

 
峠付近



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