杣路峠(そまじとうげ) 838m (2022.11.12) 地図 2.5万図

長野県根羽村(ねばむら)小栃(こどち)-愛知県豊田市野入町(のいりちょう木地山(きじやま)
長野県根羽村小栃と愛知県豊田野入町木地山の間に旧三州街道の峠。

根羽村万場瀬(まんばせ)国道153号線から小栃川の谷へ入る。入り口に「そま路峠(中馬街道)」の看板あり、中馬街道は嬉しいけれど「車両では通り抜けできません」は親切だがお節介。
その後も何度か同じ看板が現れた。
万場瀬から小栃川の谷へ入る  


麓付近もそれなりの傾斜はあるが1.5車線くらいの道を登っていく。

大曽礼付近 
杣路峠案内看板  


小栃の集落にキャンカーをデポし、自転車で登っていく。麓付近もそれなりの傾斜はあるが1.5車線くらいの道を登っていく。水道施設のところで第一ヘアピンカーブ。麓の集落や山並みがきれいだ。

小栃の集落 キャンカーをデポ 
一般車通行禁止看板 第一ヘアピンカーブ 


第一ヘアピンカーブを曲がると、すぐに第二ヘアピンカーブにかかる折り返しのヘアピンの所に馬頭観音さんがいる。さすが中馬街道。その脇に謎の鳥居と祠。何の説明もないが、この辺りだと御岳遙拝所か?。謎のお社の先に三州街道時代からあったと思われる馬頭観音さんもあった。

そこから登って行った先の分岐点には「杣路峠まで1.1km」の標識があった。麓の標識は3.3km、中腹が1.1kmという小数点表示のゾロ目標識って珍しいなと思う。

第一ヘアピンに続く第二ヘアピンカーブ 謎のお社 
馬頭観音さん  
 
 杣路峠まで1.1kmの標識


「杣路峠まで1.1km」の標識の先にこの峠道最後の建物があった。工事用機械などが置かれていて飯場のような感じだ。建物を過ぎると道はダートになった。良く締まった走りやすい道である。「杣路峠まで100m」の分岐標識を過ぎると峠下に辿り着く。峠は尾根筋を一部掘り切ったような形になっている。

最後の建物 ダートが始まる 
ダート 峠まで100mの分岐標識 
  尾根筋を一部掘り切ったような峠


峠は正確には長野県内にあり、愛知県側に下って行って県境になる。スマホのアプリ『スーパー地形』があるからいいけれど、境界線にない峠は確認しにくい。さらにこの林道は峠の先が登っていて峠の馬頭観音さんの位置が一番高くなっているから、さらにややこしいのである。

 
峠(側から)  
峠(西側から)  
 
馬頭観音さんがある場所が地形的に峠と思ってしまう 右上に馬頭観音さん 
 
峠の馬頭観音さん 



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