鹿田峠  45m (2008.11.1) 地図 

島根県益田市津田町−益田市遠田町とおだちょう
島根県益田市津田町と遠田町の間にある旧山陰道の峠である。
出典は「島根県歴史街道地図」樹林舎と「定本・島根県の歴史街道」池橋達雄監修からである。

旧山陰道は津田の市街地では、津田川河畔から石見津田駅西まで、車道ではなく民家の間を通る路地が道筋になる。JR山陰線を渡ってからは、国道の東側のお書き越えて遠田へ出ていた。

ということで、国道9号線、津田のバス停先にある信号を横切っているのが旧山陰道である。
津田のバス停



信号から旧山陰道へ入る。道は1車線の舗装道である。民家の間を進む。

旧山陰道への入り口 旧山陰道



しかし、すぐに民家も途切れ、道もダートになる。すぐに分岐が現れたので、道が良さげで平らな左側に行く。野良作業の人が「行き止まりだよ」と教えてくれた。そのとおり池の横で行き止まりになっていた。

民家も途切れ ダートになる
分岐を左へ行くと・・・ 行き止まりだった



仕方ないので分岐まで戻り、改めて右へ入って登る。こちらは道は草付きだが、安定して続いている。

道の真ん中に側溝 中腹の小屋
小屋から振り返る



そうして道を辿ると、下の分岐から5分ほどで写真の車道へ出られた。地形的にもこの辺りが峠付近である。

車道へ出る



車道へ出た隣に民家があった。民家の横には「鹿田の峠」なる標柱が立てられていた。そう、ここが鹿田峠だ。

2本目の電柱との間から車道に出てきた 「鹿田の峠」なる標柱



さて、ここから街道は?というと峠の立て札の裏に置いてあるベンチのところから下るダート道があった。これが旧山陰道に違いない。木々が繁茂していて、下りていくには単身で身を屈めてなら下りられるかもしれない。しかし民家横の車道から見ると、その先に下りていく道とすぐに合流していたので、入っていくのはやめた(^^;)

峠の立て札の裏にダート道あり
旧山陰道に違いない



ということで、先の道から下りていくことにする。ダートの1車線道である。そこそこの勾配で下りていく。

左下辺りで旧山陰道が合流している ダートの1車線道を下りていく



すると2〜3分で麓に出た。体育館のような建物の横、そう、学校の横へ出た。益田市立安田小学校だった。

益田市立安田小学校の横に出てきた



最後にGPSルート軌跡をあげておく。

GPSルート軌跡


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