キャンピングカー・トラブル記録

サイドオーニング破損・取り外し  2010.3.21 更新 


サイドオーニング故障(2010年1月)
スキーでHakuba47に行ったときのこと、季節外れの雨のため朝から滑らずに待機していた。すると昼頃になって雨音が消えた。雨が雪に変わったのだ。そこで早速滑る準備にかかったのだが、雪もけっこう降っていたのでスキーブーツを履くのに濡れないようサイドオーニングを出したのが失敗だった。サラサラ雪ならともかく雨が雪に変わった湿雪だったからタープが撓む撓む。このままではサイドオーニングが折れてしまうとビビッた私は慌てて畳にかかった。

ところが雨が雪に変わった湿雪だったからたまらない。タープの上に積もった雪が邪魔してサイドオーニングが畳めない。それじゃ雪がやむまで待てば良かったのに短気な私は無理矢理巻き込んだあげく巻き取りのラチェット機構を破損してしまったらしく、全く動かなくなってしまった。

サイドオーニングが出たままでは動くこともできないのでロードサービスを呼んだ。最悪分解してタープ部分は切断してもと覚悟を決めたうえでだ。ロードサービスは1時間半くらいで到着した。キャンピングカーに詳しい業者らしく、切らなくてもタープ部分を引きずり出すことができればガムテープ(゚o゚)で止めて移動できるということだった。
大統領官邸のようなお店


ガムテープを巻いて応急修理(2010年1月)
作業の結果、こんな感じで固定することができた。横の出入り口はふさいでしまうけれど、後ろから出入りはできる。強制休暇は木・金・土・日の4日間。土曜日はお約束で岐阜へ戻るため実質2日間のスキー行きなのだが、計画通りにするとガムテープがどうなるかわからないのでそのまま帰った方が良いとのことだった。そこで泣く泣く帰路につくことにした。

走行に際しては、できるだけ低速で横を確認しながら走って下さいとのことなので当然高速は不可。全部下道で岐阜まで帰ることに。念のためにガムテープも新しいのを仕入れて下道で帰った。
ガムテープを貼られて無惨な姿に




ガムテープを巻いて応急修理(2010年1月)
岐阜市まで戻り、今まで修理や整備をしてもらった車屋さんなどアチコチに電話してみた。付いているものはフィアマ社製のサイドオーニングである。フィアマといえばイタリアの自転車部品メーカー。リムなんかを作っていた。私のキャンピングカーにもその流れからサイクルキャリアが付いている。で、そのイタリア製のサイドオーニングが壊れたから修理しようとすると・・・部品があるかないか調べることが必要になる。その辺りから今まで修理してもらっていたところが続々と脱落。結果体力的にもディーラーさんが面倒をみてくれることになった。

調べてもらうと部品はあるらしい。しかし調達すると船便で送るため4〜5ヶ月かかるらしい。しかも何やかやで4〜5万円かかるという(ToT) サイドオーニングが付けてある台座は使えるので新品を付けた場合、代替品なら5万円程度でいけるらしい。ということで修理は断念。新品か外してしまうかの選択とした。冬場はスキーにドンドン行きたいので選択はゆっくりするとして、まず現品を外してもらうことにした。外して貰ったところが下の写真である。

外した跡はとりあえず白テープが貼ってある。ここに新しいサイドオーニングが来るかそれとも外してしまうか?外すならビス跡など埋めてしまわなければならないからやはりそれなりの費用がかかる。考えどころである(ー_ー)
サイドオーニングを外した



最終的に外すことに(2010年3月)
新品なら5万円という話だったが、よく調べてみたらやはり新品は8万円程度かかるらしい。そして取り付け工賃も含めたら10万円くらいかかりそうである。それで決定。一年に何度も使わないものに10万円は痛すぎる。しかし白いテープのままだとそのうち水漏れもするだろうから金具などを外した跡にはボルトを埋め込み、水漏れ止めにシーリングをしてもらった。見た目はテープ止めより情けなくなった。あと白塗料を塗らんとあかんだろうかなあ?
白テープを外し、ボルト埋め込みにした


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