更科峠(さらしなとうげ) 641m (2022.10.13) 地図 2.5万図

長野県中野市更科(さらしな)-山ノ内町(やまのうちまち)寒沢(さむさわ)
長野県中野市更科と山ノ内町寒沢の間にある峠。ネットの峠情報をもとに探索した。

標高的に高い山ノ内町寒沢の集落に車をデポしてアプローチ。
寒沢集落  


2.5万図で峠道を確認すると谷の両側にアクセス道がある。初っ端に入っていった道が北側だったので北側斜面の道を辿ることにした。まずは分岐を右にとって登り始める。道はダブルトラックだが、未舗装の草付き道である。峠の鞍部やら谷の南側からの峠道も見えてくる。

峠麓の北側斜面 分岐を右へ
峠の鞍部が見える 谷の南側からの峠道も見える


峠の手前付近まで登ると、麓の集落が見えてきた。谷の南側からの峠道との合流点には馬頭観音さんが2体鎮座していた。峠側にはさらに1体。大日如来か馬頭観音かちょっと不明の石仏もいた。それなりの峠でも石仏がある峠は少ないのに3体とは豪勢である。

それにこの合流点からの抜け(眺望)はネットの峠情報にあるようにお月見をするのに最適なロケーションに思われるし、『更科峠』とネーミングした理由も分かるような気がする。そんな歴史を感じさせる峠である。

峠手前 麓の集落が見えてきた
谷の南側からの峠道と合流点 石仏(馬頭観音)2体
合流地点からの眺望  大日如来か馬頭さんか 


峠は切り通し側面をコンクリートブロックで固められていた。そのブロックの上に白杭の『更科峠(大峠)』の標柱が立てられていた。

峠と石仏 地図アプリで位置確認 
峠の標柱   
 
   


山ノ内町側に車をデポしたので中野市側へは下らなかった。
帰りは南側の谷筋の峠道を下ってみた。こちらも草付き道だが舗装されていたしカーブミラーやガードレールもあったので登る道を間違えたなあと思った。

峠(中野市側より) 南側の谷筋の峠道



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