佐野坂 217m (2012.9.1) マピオン地図 2.5万図

岐阜県山県市佐野−山県市船越(ふなこし)

岐阜県山県市(旧美山町)佐野と船越の間にある国道256号線の旧道(市道61001号線)峠である。

美山町史通史編、第2節交通、4昭和初期の道路改修山県市の旧佐野坂の降雨時通行規制についてにこの坂の名前が載っている。読みは「さのさか」か「さのざか」かわからない。

国道418号線が佐野に入るところ、網掛大橋の手前で洞戸方面に入る。

洞戸方面に入る



網掛大橋は武儀川沿いの狭隘部に橋を架けて直線的かつ道幅を広げたものである。そのパスした崖の所に大日大聖不動明王の祠がある。そしてその先に本当の分岐点がある。

網掛大橋の手前で洞戸方面に入る 大日大聖不動明王の祠
本当の分岐点



分岐から峠道に入る。バイパスの網掛大橋を横目に登りだす。佐野の集落や佐野橋を下に見て登る。

峠道に入る 佐野の集落と佐野橋



峠道はクネクネとしている。基本的に眺望は開けてないが、たまに麓の佐野が見える。

峠道
麓が見える



そして峠である。軽い切り通しになっている。船越側は高原状で片峠の様相を示している。

峠(船越側)
峠(船越側)
佐野坂
峠(佐野側)
国道との合流点



切り通しを過ぎると大して下らず、すぐ現国道と合流する。美山中学校脇から3本のトンネルを要してストレートに登ってきた国道である。しかしここは高原なのに船越とネーミングされている。昔の峠道を船が越して来たのだろうか?

出戸(でど)で洞戸や柿野、谷合へ行く道が分岐する。

国道との合流点 国道256号線
国道256号線 船越付近
出戸(でど)付近



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