乙舞峠(おとまいとうげ) 485m (2009.11.23) 地図 

大分県日田市鶴河内(つるがわち)小鹿田(おんた)−鶴河内皿山
大分県日田市鶴河内小鹿田地区と皿山地区の間にある峠である。県道107号線の金剛野峠から下った小鹿田地区から皿山への峠道に入る。

小鹿田と書いて「おんた」と読む。難読地名である。地元のサイトによると

ここはもと「鬼田」と呼ばれていた。これがのちに「小鹿田」に転じたものという。鬼はもと隠(おん)が変化したもので、また鬼は「おん」と発音してもおかしくないから、もともと「鬼田」が「おんた」と呼ばれていたのだろう。しかしなぜ「鬼田」が「小鹿田」となったかははっきりしない。

とのことである。隠田(おんた)という字面だけなら役所に隠して秘密に耕作し年貢を納めない田のことである。または日陰の田の意味でそれらの音が転じて恩田などになったわけで、いずれにしても元々は芳しいネーミングではない。
鶴河内小鹿田地区より峠道へ入る



峠道は集落の谷沿いを進んでいくが、けっこう急坂である。そのため所々でスリップ防止のコンクリート・イボイボ舗装を施してある。

スリップ防止のコンクリート・イボイボ舗装 けっこう急坂



峠道には県道とか林道とかの名前も付いてないけれど、イボイボ舗装だけはふんだんに出てくる(ー_ー)

少し明るくなる
イボイボ舗装だけはふんだんに出てくる



そんなイボイボ舗装を登り切って峠へ到着。峠には木材の集積所があった。山里らしいいい雰囲気だった。

峠までイボイボ舗装の道 峠の反対側
峠には木材の集積所があった

それにしてもなんで乙舞(おとまい)峠なんて北海道のような名前が付いたのだろう?不思議だ。



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