押原越 574m (2001.11.23) コレクションNo.823 地図

    滋賀県甲賀郡信楽町多羅尾上出−京都府相楽郡南山城村押原

信楽町多羅尾の中心から南山城村の押原へ越える峠道である。

伏木貞三著「近江の峠」によると信楽の人は大阪へ出るのに、この道を通り関西線の月ヶ瀬か大河原駅から乗車したという。多羅尾は信楽の中心から山深い小峠を越えて入る僻地なのに小学校、農協、お寺、集会所や代官屋敷まであって独立国みたいである。

そして多羅尾といえば片岡千恵蔵主演の名探偵「多羅尾伴内」が思い出されてしまう・・・なんて書くと年がばれてしまうなあ(^^;)

この多羅尾の中心、多羅尾小学校のある中野地区に『左 三重県三国峠。島ヶ原村へ。京都府野殿、笠置に至る。 右 京都府南山城村。大河原に至る』の看板がある。

そこでJRバス停を後目に道を南にとる。谷底平野の中を田圃沿いに進んでいく。一度ヘアピンの急坂をこなして上の谷へ入る。耕地に杉が生えていたり、現役の田圃などを見ながら峠近くまで登る。ちょっと急になったかと思ったらもう峠になる。
        多羅尾の標識
峠から東に300mほど行くと三国の境である。そして峠を京都府側に下るとすぐ三国越林道にぶつかる。押原まではいちど三国越林道に入ってから再度山道に入るようだ。