大田尾越(おおたおごえ) 1113m (2017.11.18) 地図 2.5万図

高知県大川村大北川-愛媛県新居浜市別子山登美野
高知県大川村大北川と愛媛県新居浜市別子山登美野の間にある県道6号・高知伊予三島線の峠である(峠部分は林道)。愛媛県側は途中で林道に変わる。

高知県側、早明浦(さめうら)ダムの湖岸道路を遡り、小松川橋の手前から大北川の谷へ入る。
小松川橋の手前から峠道へ入る


大北川の谷を詰めていく。谷沿いを進むうちは傾斜はゆるい。

大北川の谷へ入る 県道6号線の標識
   


谷を詰めていくと、行く手にスイッチバックする峠道が遠望できた。そのとおりにヘアピンカーブが次々に現れる。

スイッチバックする峠道が遠望できた
ヘアピンカーブの連続 


中腹に白滝鉱山跡の標識があった。元禄年間に土佐藩により開山された銅山で1972年に閉山となった。
峠道を登るにしたがってガスってきて展望が効かなくなった。

白滝鉱山跡の標識
ガスってきた  ヘアピンカーブでもご覧のとおり


峠はコンクリートで補強された切り通しである。峠手前に東光森山と保護林への案内看板があった。ガスっているうえ強風で吹きさらしになっている寒い峠だった。

 峠(保護林と東光森山への案内看板)
 
コンクリート造り、峠の切り通し
 
   


峠から下る。愛媛県側もヘアピンカーブが何回かあった。

峠から下る ヘアピンカーブ
ヘアピンカーブ


麓は吉野川水系・銅山川の谷で西へ進む県道47号線と合流する。ここで標高700m台なのでまだ山間なのだが、2車線道路で西へ進めば別子銅山の近くを通って新居浜市へ出られるし、東は銅山川経由で伊予三島や四国中央市へ出られるため麓みたいなものである。

県道47号線との合流点
   


それにしても白滝銅山跡や別子銅山などこの峠の両側は銅山で栄えた地域であることがわかった。



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