大鍋越 630m (2002.3.8) コレクションNo.909 地図

静岡県河津町大鍋−松崎町池代
河津町と松崎町を結ぶ峠のひとつである。インターネット検索によると相当な悪路だという。でも諸坪峠程度だろうと思い、周回コースにするために婆娑羅峠とセットにして攻めることにした。

車のデポ地は湯ヶ野にいいところがなかったので下田市郊外口村付近の国道414号線沿いにした(8:35)。まずは湯ヶ野温泉まで小さな峠越えである。サミットには峰山トンネル(210m地点、9:00)。があった。旧トンネル以外、峠もなさそうなのでカウント外(T.T)にした。
湯ヶ野温泉の奥から大鍋川の谷へ入る(9:20)。国道との分岐点に「松崎へ通り抜け不可」の標識がある。しかしアプローチ付近に昔家族で泊まった小鍋温泉があったのには幸先の良さを感じた。
大鍋の集落が終わる頃、勾配もきつくなり、とうとうダートが現れた(215m地点、9:50)。
ところどころ地図にない分岐点が現れるが、地形、方位を見定めてクネクネ道を登る。大鍋集落が眼下に見える。
道が長九郎山を正面に見据える地点やわさび畑地点のスィッチバックを過ぎてもクネクネ道が続くのでルートに不安を覚え出した。
そのうち路面が掘れて半河原状態になったポイントが出現。さすがに乗れず、押すことに(--;) しかも足元はSPD靴なので滑る滑る(T.T)
河原ポイントを脱してしばらく走ると、地図どおり道が南南東に向かったので安心した。

勾配もゆるく、水たまりが多くなった。モトクロスバイクだろうか?道の真ん中に太めのわだちがある。その状態のまま尾根を乗越す地点に峠があった。普通の鞍部ではないので面食らった(11:45)。
峠には伊豆農林事務所と無線交信地点なる標識があるだけで何もない。少々裏切られた気分でダウンヒルに移る。
無人雨量観測所があったのでお昼にした。さすがに高所、じっとしていると寒くなる。

飯もそこそこにまた下り出す。かすかに海が見えるような飯場小屋付近は絵になった。
しかしダートは530m地点で終わり、コンクリート道になった。それも430m地点ではアスファルト道に変わる。松崎側は楽勝であった。
あとは池代川沿いに下り、大沢温泉別館前を過ぎ、道の駅「花の三聖苑」近くの大沢温泉口付近へ出た(13:00)。