大盤峠(おおばんとうげ) 330m (2010.10.24) 地図
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宮城県石巻市北上町十三浜と南三陸町戸倉の間にある峠である。国道398号線が海岸線を走るのに対して、戸倉半島の真ん中付近をショートカットしていく峠道として江戸時代頃からあったという。 北上川(放水路)沿いに国道398号線を走り、河口付近にある十三浜の月浜で国道から内陸部へ入っていく。 |
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国道398号線から内陸部へ入る |
ちょうど入り口には石巻北高飯野川校と石巻市役所・北上総合支所(旧北上町役場)とか消防署、郵便局などがあって、このあたりの中心地域だったことがわかる。しかし始め2車線だった峠道もすぐ1車線になる。
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石巻市役所・北上総合支所(旧北上町役場)とか消防署、郵便局などがある中心地域を通っていく | |
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峠道は1車線になる |
そしてけっこう急坂になって登っていく。海辺から300m以上登るのだから急なのは致し方ない。
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けっこう急坂 | |
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1車線のうえに急な峠道だが一向に対向車は来ない。峠から先は草付きのダート道らしいから、峠の牧場もしくは観光以外には出入りもないからだろう。途中に「ふるさと緑の道、大盤峠○○km」なる看板が立ててあった。そして峠の手前には何が書いてあるか読みとりにくい記念碑があった。おそらく大盤平牧場の開墾記念碑なのではないかと思った。
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ふるさと緑の道の看板 | |
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記念碑 |
その記念碑の先で志津川湾が望める地点に出た。そこに「大盤峠頂上」を指す分岐標識があり、まっすぐ行く道は草付きのダート道になっていた。
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「大盤峠頂上」を指す分岐標識と志津川湾 |
「大盤峠頂上」方向は舗装道なので行ってみた。
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「大盤峠頂上」は左上へ |
そこは「大盤峠頂上」というだけあって山の頂上のようになっていた。頂上の反対側は農作業をしているらしく、ラジオから流れる音が聞こえてきた。ここからの志津川湾の眺めはなかなかのものだが、車道はそこで終わっていた。やはり先ほどの分岐から草付きダートを辿っていくのが峠道であるらしい。
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大盤峠頂上 |