入内峠(にゅうないとうげ) 232m (2014.5.21) 地図 2.5万図

青森県青森市入内駒田(ニユウナイコマタ)−浪岡王余魚沢片子都谷森(ナミオカカレイザワカタコトヤモリ)

青森県青森市入内駒田と浪岡王余魚沢片子都谷森の間にある峠で、地形的には青森空港のある台地上にある。

いやいや、メッチャ難読地名である。
王余魚沢の「カレイザワ」は魚の鰈(カレイ)かと思ったら、漢字で検索すると「シラウオ」と読んで白魚のことだという。どっちが本当か困ってしまう(--;)
また片子都谷森の「カタコトヤモリ」も何だかマニアックなネーミングである。

反対側の入内「ニユウナイ」はもろアイヌ語地名である。地名語源辞典にも載っていた。すなわち「ni-un-nai(木・の・川、木・の・沢)」だという。しかも関連項目としてニュウナイスズメのことまで解説してあったのには驚いた(゚o゚)

県道27号線から峠道(左・南)に入る



はじめは峠の名の元となった入内川の谷筋からアクセスした。こちらの方が急傾斜だからである。急坂でも短距離を登り、緩い傾斜で長い下りを楽しむ。峠越えのセオリーのひとつだ。そこで入内集落の上にある小金山神社と入内観音堂までは行ってみた。しかし峠道が廃道っぽかったので反対側に行ってみた。

小金山神社 入内観音堂
峠道



反対側すなわち浪岡王余魚沢にはダム湖がある。下右の写真では左奥にあたる。そして右手上には青森空港があるという面白いロケーションだ。


峠道に入るとすぐダートになった。しかも雨も降ってないのに水たまりがあったり、ドロドロ道である。森の中で日が射し込まないからだろうか?入内側は急傾斜のくねくね道だから、当初の予定どおりにした方が良かったと悔やんでも後の祭りだ(--;)

県道27号線から峠道(左・南)に入る 峠道
すぐダート(左の峠道側)になる (左の峠道側)



ふつうはタイヤを濡らさないよう水たまりを避けて走るが、今度のキャンカーはまともに室内に積むので、ドロドロとか土とか持ち込みたくない。したがってタイヤに付いたドロドロを落とすべく積極的に水たまりにはまりにいった。

大した距離でもないので、峠には入り口から15分ほどで到着した。



峠の向こうで道が二股に分かれていた。片方は明らかに登っているから、峠道ではない。もう一方の下っている方はというと・・・草木が繁茂して廃道に近い。ゾーッとした。急傾斜ということは日照が良いのだろう。アクセスした道は光が射し込まない代わりにベタベタドロドロの道。何が幸いするかわからない(^^;)

峠から下る道は? 右側はまだ登っていく
たぶん、こちらが峠道 廃だ・・・



キャンピングカーのところに戻ると、タイヤもリムもドロドロである(ToT)

こういうときのために積んできたお掃除セットが活躍する。バケツはいまいち使い勝手が悪い。霧吹きと歯ブラシは細かいところの掃除に都合が良かった。意外に活躍したのがヤカンだった。ヤカンの水をタイヤに少しづつかけながらブラシをかけると簡単にきれいになった。

お掃除タイム お掃除セット



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