乗鞍アタック
     (2003.10.5)  更新 2003.10.5

           
乗鞍岳の県境
 6月に下見に行った乗鞍スカイラインだが、せっかく行く
 なら長野県側のエコーラインから登って、岐阜県側の
 スカイラインを下りようという話になった。

 ところが、参加予定者に法事や葬式が相次ぎ、当初
 10名だったのが、本日アタック隊に参加できたのは
 3名となってしまった(ToT)

 しかし、まれに見る好天候、遮るもののない視界。
 真っ盛りとなった紅葉、どれを取っても今シーズン最高
 の1日だった。








・・

CAST
CAST(乗鞍オールスターズ) 自転車
走る人間コアラ、m-kojimaさん トレック  カーボンロード
超速ハムスター、こまわりさん アルプス・パスハンター
私こと ナワ〜ルド@峠おやじ トーエー・700Cパスハン


 
前日4日に平湯温泉で、m-kojimaさんと待ち合わせる。m-kojimaさんのお車を平湯に置いて回収車にするためだ。お山を見上げると、高い所はガスってて見えない。明日も思いやられるなあ!!寒いだろうなあ!!!

私の車でスタート地点の乗鞍高原まで移動する。経費を節約するため、トンネルではなく安房峠を越えていく。久しぶりの峠は峠のプレート(石碑)も破壊されて、寂しくなっていた。

乗鞍高原では夜中に岐阜県高根村を震源とするM4の地震があったそうだが、車寝の我々には寝返りの揺れとしか感じられなかった(^^ゞ

乗鞍高原の朝は寒い。6時半で3.6度だ。
                朝の気温


夜中にお車で乗鞍高原まで走ってこられた、こまわりさんも到着し、乗鞍オールスターズが揃った。

スタート前に、昨日畳平へ行って来たという松本から登ってきたサイクリストが、話しかけてきた。何でも昨日は雪が降ったそうだ。でも薄明かりの中、お山を見ると、すっきりくっきり見通せる。これで風がなければ最高なんだが・・・

7時スタートの予定を6時45分過ぎにスタート。寒いという触れ込みなので、冬装備で臨んだが、それでも走り始めは寒くて手がかじかんでしまった。
               走り始め


乗鞍マウンテンサイクリングの第1チェックポイント、エコーライン側の諸車通行禁止ゲートを過ぎる頃、勾配もだんだんきつくなり、朝日が燦々と降りそそぎ、さすがに暖かくなってきた。苦労はしたけれど、エコーラインからのアタックは正解だ。

路傍では紅葉が真っ盛りである。こんなものを見ると、ついつい写真が撮りたくなる(^^ゞ
             真っ盛りの紅葉


乗鞍マウンテンサイクリングの第2チェックポイント、冷泉小屋で小休止。目の前の滝で記念写真を撮る。

よく見ると、滝の際にお地蔵さんが鎮座している。こちらから登るのは6度目だけれど、初めて気が付いた。
m-kojimaさんとツーショット 滝の際のお地蔵さん



それにしても天気がいい。乗鞍は言うに及ばず、穂高連峰、槍ヶ岳もすっきりくっきり良く見える。

こんな天気ざらにあるもんじゃない。晴れ男は・・・こまわりさんと見たぜい。
登る登る 槍・穂高  



その、こまわりさん、ハムスターの回し車のような超速回転で登っていく。

m-kojimaさんは、7.○kgのトレックだけど、乗鞍仕様のギヤではないので、重たそう。

私はパスハンだし、うだうだ話しっぱなしなので、何とかなっている。
まだまだ! ゴール?間近



乗鞍岳の県境 そうこうするうち、2700mの県境ゴール?に9時半頃到達。

距離22km、標高差1400m。遊びながら登ってるのに、3時間を切れたので、まずまずだ。
県境



今日は愛知県の自転車協会主催、ヒルクライム大会がスカイライン側で行われている。あちらは9時出発、10時から11時ゴール予定なので我々はそれに先んじて登っておきたかったのだ。

エコーラインとスカイラインの合流点には主催者側の計時員さんが控えていた。予想どおりm-kojimaさんのお知り合いだったので、しばらく与太話をさせてもらった。

畳平で写真撮影やら下りに備えて、上着類を着たりして、10時半に下りだした。その前にヒルクライム大会ゴール地点に顔を出して挨拶。トップは平湯峠からゴール地点まで15km、標高差、約1000mを1時間切っているそうだ(^^;)
                JR東海、乗鞍山荘前


下っていくと、ヒルクライム大会参加の皆さんが続々と登ってくる。参加者は48名なのだそうで、気持ちよくばらけた感じである。こちらは声援を送りながら下っていく。

しかし、ええ景色や!先々週登った西穂の山々も手に取るように見えるし、遠く白山まで見通せる。
またまた、槍・穂高


試走時の悪天候はどこの世界の出来事やらと思えるほど・・・げに山の天気は恐ろしい。

平湯峠近くでは、焼岳を前景にした穂高連峰、槍、笠ヶ岳の絶景が広がった。

北アルプスの主峰を見渡すこの風景は筆舌に尽くしがたい。皆「ほーっ!」と言ったきり、何枚も写真を撮るしか為す術がなかった。
北アルプスの絶景
2000m付近からの景観


平湯峠まで下り、峠の石碑で記念写真を撮る。そして標高1250mの平湯温泉までダウンヒル。

昨日デポして置いたm-kojimaさんのお車に自転車を手際よく?積み込み、安房峠を越えて、乗鞍高原の車を取りに戻って、アタック隊は解散した。

こまわりさん、m-kojimaさん、ありがとうございました。また遊んで下さいね。また参加表明をいただいたのに来られなかった関西組の方々、そしてKENさん、来年リベンジしましょう v(^^)
平湯峠の石碑(こまわりさんの重装備がいいね)




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