錦峠(にしきとうげ)  200m (2001.1.13)

三重県度会郡紀勢町横谷−度会郡紀勢町錦


紀勢町役場のある国道42号線沿いの谷と同じ紀勢町でも錦という海辺の町を結ぶ峠である。

錦という町は荷坂峠の山を隔てて紀伊長島と隣り合わせである。今でこそ国道260号線で紀伊長島へ出た方が便利かもしれないがやたらとアップダウンが激しい道なのである。それこそ後背の山越えをして国道42号線沿いの谷に出た方が陸路としては安定していたのかもしれない。錦側の道としては旧道をベースにしたと思われる現在の2車線道と自動車道路の旧道とがあって中腹から別ルートになっている。新道はトンネルになっているが、トンネルの反対側から旧道へ行く道がついている。峠まで行くと10mほど下に旧峠の切り通しが健在であった。
崖を穿ったような造りがしてあって錦側のトンネル出口までは草木が繁茂しているようであった。そしてなんと鹿の白骨化した屍(しかばね)が出迎えてくれたのだ(~_~) 
 鹿の白骨化した屍