滑石峠(なめしとうげ)  242m (2004.11.29) 地図 

長崎市北陽町(ほくようまち)−鳴見町(なるみまち) 

長崎市北陽町(滑石より峠寄り)と鳴見町の間にある県道28号線の峠で現在峠部は滑石トンネルになっている。

滑石トンネル



地図を見ても滑石トンネルの手前から旧道らしき道が記してあった。実際にトンネルの手前には道を横断するように橋が架けてあり、これだこれだと登ってみたところ橋の向こうで廃道になっていた(ToT) トンネル脇から電線が峠部を越えて行ってるのが見えているだけに、とても悔しい。トンネルを抜けた西側も念のために探索してみた。電線は民家の庭から峠部を越えていた。これでは諦めざるを得ない。
旧道? 廃道



悔しさ半分、滑石の町へ下りていき、長崎の友人に会って話をすると、ここが「なめし」と呼ぶことが初めてわかった。

それにしても不思議な読み方だ(゚o゚)
こんな読みをするのは愛媛県の滑床(なめとこ)とか富山県の滑川(なめりかわ)くらいなのではないか?

橋から滑石の町を見る
「なめし」の意味は某ページによると色々あるようだが、私がしっくりくるのは
『「なめし」は「なめす」の同義語であり、「滑川」「なめりがわ」と同じように「平らかな所」「平地」「平野」の意味』
だね。漢字を訓読みさせるような地名は地形・地質などを表現する日本語(音)を漢字の意味合いに応じて読ませるように当てはめたものだからね。