内楽木峠(ないらぎとうげ) 324m (1973、2010.10.30)  地図 2.5万図

岩手県遠野市宮守町下宮守−遠野市宮守町達曽部(たっそべ)
岩手県遠野市宮守町下宮守と遠野市宮守町達曽部の間にある国道396号線の峠である。学生のとき夏季長期ツアーを宮古で終了したあと、遠野経由で田沢湖まで行ったときに初めて越えた(と思う)。

しかし、小峠に引き続き、ここも峠のネーミングに謎がある。
だいたい「ないらぎ」って何だ?
漢字で意味の特定はできないけれど、木の字もあるから木の一種か?
それは「ひいらぎ(柊)」(^^ゞ

ネット検索すると、もしかして「たいらぎ?」と出るが、それは海の貝だし・・・
唯一「ないらぎ」でヒットしたのが「まかじき」。かじきまぐろの一種である。
それによると、

マカジキは、カツオの縦縞のように、はっきりした横縞(尻尾の方から見て)がある。最大体長は3.5m、200kgを越える。〜中略〜 おかじき、かじきとおし、ないらぎとも呼ばれている。ないらぎは高知、紀州、関西、ハワイで使われている。ハワイでは、日本からの最初の移民の人達が呼んでいた「ないらぎ」が今も使われている。

うーん、遠野の山ん中で「まかじき」でもあるまいが、面白いと思う。
峠中腹



この峠、2車線国道だし、川筋を進んでいたと思ったら何となく登りにかかって何となく峠に到着してしまった。しかも旧町村内なので峠にも標識の類がない。たまたま工事標識があっただけである。

下宮守側から)
達曽部側から)



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