宮坂峠(みやさかとうげ) 626m (2022.10.13) 地図 2.5万図

長野県千曲市森 -千曲市戸倉
長野県千曲市森と戸倉の間にある林道宮坂線の峠である。

長野の早春を彩る『あんずの里』がある千曲市森からアプローチした。
峠から千曲川の谷筋に向けて展望が広がり戸倉キティパークに降りていくことができるとのネット情報を見たからである。
麓、森地区  


『あんずの里』がある千曲市森の谷を詰めていき、林道宮坂線に入る。森側の林道は大した展望もなく、上越自動車道が間近を通っているのが嘘のような静けさである。もっとも早朝6時台ではそんなものかもしれない。

林道宮坂線に入る
林道宮坂線


林道は屈曲しているものの急カーブは少ない。

 


そして峠に到着。峠には「宮坂峠」と記された中部北陸自然歩道の標柱や「Chikuma River Cycling」「天狗公園ヒルクライム」の看板があった。最近は無標識の峠が多いのに、これだけ色々な標識があるのは嬉しい。

峠(森側から)  
峠の標柱
峠(戸倉側から)
   
 「Chikuma River Cycling」「天狗公園ヒルクライム」の看板  


峠からしばらくは等高線ぞいに移行する。
展望台を兼ねた東屋からは千曲川の川筋・戸倉上山田温泉が見える。東屋を過ぎると急激な下りが待っていた。ヘアピンカーブが何度も何度も、180度ターンの連続である。

展望台を兼ねた東屋 ヘアピンカーブ
180度ターンの連続


中腹から戸倉上山田温泉越しの冠着山(かむりきやま、姨捨山、おばすてやま)が見えた。戸倉宿キティパークの緑地まで降りてきてもヘアピンの連続は続く。キティパークの地図看板からも見事なヘアピン振りが見て取れた。

戸倉上山田温泉越しの冠着山 戸倉宿キティパークの緑地
戸倉宿キティパーク
 
 戸倉宿キティパークの看板  


麓まで降りると、戸倉駅に突き当たる。昔は信越本線だったが今はしなの鉄道。今昔の感があるのだった。

しなの鉄道の踏切 戸倉駅




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