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ＪＲ名松線の終点である奥津の西から美杉村役場のある八知へ越える峠である。 奥津駅で名松線の列車を撮影してから出かける。折から氷雨がポツポツと落ちだした。伊勢本街道を辿って、石名原まで来ると寒冷前線にぶち当たったような強風にも我慢ができなくなった。ちょうど逢坂峠への分岐点付近だったし、旧道と国道の間にある消防団詰め所みたいな建物の階段に避難して早い昼食をとることにした。昼食が終わる頃には嘘のように天気も良くなり、逢坂峠へと進路をとった。 逢坂の集落は小さな棚田が散在し、バス停横の常夜燈など鄙びた風情なのだが、美杉スポーツランドなんて今風の施設もあってイメージが混乱する(--;) |
