間山峠(まやまとうげ) 760m (2014.6.5) 地図 2.5万図

長野県高山村中山−中野市間山

長野県高山村中山と中野市間山の間にある山道の峠である。

両方の麓の集落まで県道54号線が来ているので県道未通区間と言っても良いが、山道の取り付きは、どちらも林道矢崎線のようである。また地元資料などによると、川中島へ通った上杉謙信の「謙信道」ルートのひとつとも言われている。

何にしても、登ってきた間山峠との分岐まで戻って、登り直しである。

間山峠との分岐



分岐には東京電力の「送電線巡視道」のNo表示と「間山峠→」の看板がある。間山峠も大熊峠も送電線の巡視道を兼ねているのだ。間山峠の峠道は山道だが、それなりに良さげな道である。2.5万図では道は直登になっているが、すぐジクザグに登るようになる。

分岐(13:05) 山道
峠道は 直登ではない



登っていくと、送電線巡視路のナンバー表示が現れた。中腹部分にあるNo11への案内と峠方向にあるNo10へ看板である。とにかく巡視路看板がある限り、道は現役なので大丈夫だ。

No10、11、12(13:23) No11方向



登るにつれてスイッチバックが多くなる。それだけ傾斜が強くなっているわけで、スイッチバックにつぐスイッチバック地帯が途中にあった。そして最後のスイッチバックが終わると間もなく峠に到着した。

スイッチバック(13:27) スイッチバックにつぐ(13:31)
スイッチバック(13:32) 最後のスイッチバック(13:42)



峠にはお地蔵さんが鎮座していた。やはり戦国時代からあったと思わせるに十分な貫禄である。峠手前に送電線巡視路のNo板があった。No10は稜線をさらに登る方向を指していた。裏を見ると次のNo9の板があった。

峠(13:45)
No10は稜線沿いでNo9は峠の向こう



峠から間山側を覗いてみた。視界は開けているが、峠道は高山村側より悪そうに見えた。送電線からも外れていくようだし、林道に出るまで苦労しそうに見えたので、ここで撤退することにした。

No10は稜線をさらに登る
間山方面



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