京見峠 410m (1972.6.3、2004.2.8、2005.10.15、ほか何度も) 地図 2.5万図

京都市北区鷹峰−北区杉坂
京都北西部、鷹峰から尾根筋を登っていく峠で、府道31号・西陣杉坂線の峠である。
峠近く


鷹ヶ峰は本阿弥光悦が本拠を置いたハイソな土地柄である。また京都市内を抜けてきてこれから京見峠へ登るぞという入り口にあたって、ホッと一息入れられる場所でもある。

峠へ向かう3差路の奥に25%勾配の劇坂がある。昔ニフティのランドナーオフで下ったことがある坂だ。その下り口をよく見ると、ふつうは道の横に付いているカーブミラーが道の上空に取り付けてある(゚o゚) 「頭上の敵機」ならぬ「頭上のミラー」である。あまりの劇坂ゆえに横に付けたのでは対抗車が見えないのだろう(~_~)

頭上のミラー(^^;)



ここは京都から日本海側へ行く小浜街道とか舞鶴街道などと呼ばれた若狭越えの道として使われてきた峠のひとつで、北山の他の峠とは違い、尾根筋を登っていくため京都の街が一望できる。
京都の街が眺められる


そして杉坂方面から京都の街を眺めながらのダウンヒルも素晴らしい。峠近くには茶屋があって、緋毛氈を敷いた昔ながらの雰囲気で休憩ができるのだ。
峠の茶屋


峠付近には峠の歌碑などの解説板があり、歴史のある峠だということがわかる。

峠付近 峠の解説板


杉坂方面に下っていくと、平安中期の三跡のひとり小野道風を祀った道風神社があった。
道風神社



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