京柱峠(きょうばしらとうげ) 1120m (2005.10.20) 地図

高知県大豊町西峰−徳島県東祖谷山村樫尾
高知県大豊町西峰と徳島県東祖谷山村樫尾の間にある国道439号線(通称『四国のヨサク国道』)の県境峠である。

根曳峠から国道32号線を下り、吉野川沿いになった辺りで京柱峠へ行く439号線が分岐する。
国道分岐



439号線に入ってすぐの辺りは2車線だが、道はだんだん細くなる。麓の集落、大豊町西峰辺りでは完全に1車線となる。けっこう細いし、舗装なのが救いである。
439号線に入ってすぐの辺り 大豊町西峰付近



でも傾斜はそれほど急というわけではない。それより道程が長い。何てっても麓から標高差1000mあるからなあ(--;)途中から峠が眺められる。鉄塔の建っているところが峠のようだが、下から見上げると山頂とか高原に見える。

ドンドン登っていくと麓が俯瞰できるようになり、四国らしい風景が拡がり出す。剣山付近の川井峠に匹敵するほど景色がいい。そういえば439号線じたいが剣山を通り、川井峠も越えていくから風景に共通したものがあるのは当然だな・・・
峠を望む 麓を望む



最後は大きくつづら折れを繰り返して峠に到達する。下から見えた鉄塔は電波塔であった。峠にはオートバイの一団が休んでいた。
峠の電波塔



峠にはゲゲゲの鬼太郎を思わせる粋な看板があった。その横にはいまどき珍しい峠の茶屋「京柱」がある。お昼時というのに茶屋は暇そうである。平日でもそれなりの通行量はあるのだが、やはりこういうものは土日の観光客頼りなのだろうか?
峠の看板 峠の茶屋



徳島側も麓は見えるが、手前の山に遮られて剣山は見えない。徳島側へ下る。高知側ほどクネクネ度はなく峠の北側であるせいか南側ほど集落も発達していないようだ。

麓まで行って祖谷を遡り、落合峠とか行こうとしたら通行止め続出だった(ー_ー)
徳島側 徳島側の峠道